2007年11月08日
「日中文化・スポーツ交流年」親善大使 官民共同事業
~日中両国の架け橋となる人材を育成~
この度、留学大手の㈱ゲートウェイ21(本社:東京都新宿区、資本金:9,125万、代表取締役社長:福井伴昌)は、中国政府の人材交流部門である「中国青年国際人材交流中心」から要請を受け、学費免除プログラム第2期生(08年2月末渡航)の緊急募集を開始した。学費免除プログラム第1期生(07年8月渡航:定員10名)は、100名を越える申込希望者がエントリーし、選考を経て合格した10名は現在渡航中である。
【背景】
2008年に北京オリンピック、2010年に上海万博を控える中国政府は日本国外務省と共に、日中国交正常化35周年でもある2007年を「日中文化・スポーツ交流年」と位置付け、更なる人材・文化交流を推進する。その中、「中国青年国際人材交流中心」は、㈱ゲートウェイ21に対し共同事業の立上げを要請し、学費免除プログラム開始に至り、現在第1期生が渡航中。
【事業内容】
中国の沿岸部大都市では日本文化への接触機会も多く馴染みもあるが、地方都市はいまだ日本に対する偏ったイメージを持つ傾向が強いため、この度のプログラムでは地方都市の中国国民に今の日本を知ってもらうという草の根的浸透を目指し、錦州(遼寧省)・韶関(広東省)の2大学が留学先として選ばれた。親善大使として渡航する学生は、中国の素晴らしさを体感し、また日本の良さを中国に伝え、日中両国の架け橋的存在となることを目的として1年間の学費が免除され上記2大学へ留学することができる。渡航中だけでなく、帰国後も日中両国の草の根的架け橋として活躍することが期待される。
【プログラム概要】
1)留学先 : 遼寧工業大学(遼寧省)/韶関大学(広東省)
2)留学期間 : 1年間(2008年2月末~2009年1月末【春学期・秋学期】)
3)募集定員 : 合計35名
(遼寧工業大学:全額免除10名/半額免除10名、韶関大学:全額免除5名/半額免除10名)
【中国青年国際人材交流中心】
中国共産党青年組織「中国共産主義青年団(共青団/胡錦涛国家主席をはじめ、党幹部を多数輩出)」と「中華全国青年連合会(全青連/共青団活動の実施機関)」により、国際的な人材の育成と交流を目的として設立された中国国家認定の人材交流団体。同団体の副理事長贾(か)棣(れい)锷(がく)氏は共青団中央の要職も経験し、長年に渡り日中友好・青年交流事業に携わってきた人物で、1984年に行われた3,000名の日本人青年友好訪中団の受入責任者や、中国経済発展の中心的役割を果たした中国国際投資信託公司(CITIC)の初代日本主席代表。
【ゲートウェイ21】
世界13ヶ国31都市の現地ステーションと国内10支社の留学ネットワークを有する留学大手。特に現地ステーションが厳選した質の高いホストファミリーのみを紹介できる「自社契約ホームステイ」プログラムが高い評価を得ている。中国にも毎年多数の留学生を派遣しており、2005年には中国青年国際人材交流中心と日本で初めて業務提携に調印。今回の学費免除留学プログラムは日本の優秀な人材を将来的に日中両国の架け橋となる人材に育てるといった日中両国の願いを実現するためのものであり、「真の国際人たる日本人の育成」を社命とする同社が日本側の協力企業として選ばれた。
公式ウェブサイト
「留学のゲートウェイ21」http://www.gateway21.co.jp/
本件に関するお問合せ先:
株式会社ゲートウェイ21 人材交流事業部 久芳 仁(くば ひとし)
TEL:03-5159-2351 FAX:03-3535-5150 E-mail:kubah@gateway21.co.jp
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