LiveADはIT先進国である韓国企業の開発したログ分析技術を核として開発されています。LiveADのログ分析技術はすでに韓国では約3,000の企業や官公庁のウェブサイトの広告効果測定やログ分析に採用されており、Yahoo! Koreaでも利用されています。今回日本で発売するバージョンは、日本語ローカライゼーション及び携帯電話対応機能を開発元とAIPで共同開発致しました。
■ 簡単な設定作業でウェブサイトや広告効果を多角的に評価
LiveADの分析機能は、ウェブサイトのアクセス状況を把握するログ分析機能と、バナー広告等の広告の効果を測定する広告効果測定機能の2つから構成されます。
ログ分析機能では設定されたタグからのデータを解析することで、ウェブサイトのアクセス数やページビュー、ユニークユーザ数、流入元のページ(ドメイン・キーワード等)、流出先のページはもとより、ユーザのサイト内での移動経路を把握することが可能です。また、ユーザがどのような検索エンジンを利用し、どのようなキーワードを利用し、アクセスしたかが表示されるため、検索エンジン最適化 (SEO)対策も同時に可能となります。
また、広告効果測定機能では、既存のADサーバでは、バナーがユーザのブラウザでの読み込みがあることを露出としますが、LiveADでは、完全にブラウザで読み込まれ、表示されたことを露出と定義するため、より精度の高い広告効果測定が可能となります。さらに、バナー広告のインプレッション(露出)数やクリック数、ターゲットとなるページに到達するまでにかかった時間や各広告の費用対効果の総合・クロス分析、さらにはデータベースと連動したプロフィールごとのクリック・アクセス状況の比較といった広告効果の分析も行うことが可能です。また、移動経路はウェブサイト設計時に作成したシナリオとの比較を行うシナリオ分析をすることも可能です。ウェブサイトの管理者/広告主はこれらのデータをもとにして、より効果的なウェブサイトの構築や広告プランの立案が可能になります。なお、LiveADは個人情報保護の認定マークである『TRUSTeシール』を取得しております。
■ 初心者でも簡単に扱える分析・設定機能
LiveADの主な特徴は、1)わかりやすい分析機能、2)簡単な導入作業、3)多言語での分析機能の3つがあげられます。
分析機能では、リアルタイムで測定されたウェブサイトの情報をオンライン上でグラフ形式で表示することができ、ウェブサイトのアクセス状況や広告効果をイメージで把握することができます。また、測定されたウェブサイトや広告データはMS Excel形式で出力することもでき、分析データを自由に加工・分析することが可能です。
また、LiveADの導入作業は、専用ページでシステムが自動的に生成する“タグ”を測定したいウェブサイトのHTMLやバナーに埋め込むだけであり、誰でも簡単に設定することが可能です。
さらに、LiveADは日本語はもちろんのこと、英語、韓国語、中国語などの多言語サイトも対応しており、グローバルにウェブサイトを展開している企業のサイト分析も行うことが可能です。
AIPは、企業のキャンペーンサイトを中心にLiveADの販売を年内に500サイトを見込んでおります。
[AIPの概要]
AIPは1997年に株式会社博報堂の支援を受け、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの村井研究室の学生が立ち上げたベンチャー企業です。AIPはインターネットを利用して、日本とアジアの生活者を対象に「ウェブサイト構築」「アジアでのセールスプロモーション」「グローバルオンラインリサーチ」の3つのサービスを提供しており、インターネットの技術力とアジアでのネットワークを組み合わせたサービスは各方面より高い評価を受けています。