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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.23.Sun
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2007'06.25.Mon

大同特殊鋼、米ティムケン社と業務提携で合意

大同特殊鋼株式会社とティムケン社の業務提携に関するお知らせ


 大同特殊鋼株式会社(社長:小澤 正俊)は、ティムケン社(社長:ジェームス グリフィス、本社:米国オハイオ州キャントン市)と米国における日系自動車メーカー、ベアリングメーカーなどの高品位特殊鋼の需要増に対応するため、能力増強に関する多面的な業務提携を行うことに合意しました。
 同時に、この分野だけでなく、相互に有益なテーマを積極的に推進することについても合意しましたのでお知らせします。

1.提携の主旨
 両社が生産する特殊鋼は、自動車、ベアリングなどの産業基盤を支える上で重要かつ高い信頼性を要求される商品です。今後、日系自動車メーカー、ベアリングメーカーの海外生産拡大により海外での高品位特殊鋼の需要が高まることが予想されます。特に米国ではエンジン・トランスミッションなどに用いられる品質要求の厳しい特殊鋼の現地調達が求められています。当社は米国特殊鋼メーカーへの技術移転により、これら日系ユーザーに特殊鋼を提供する枠組みを実現し、その期待に応えていきたいと考えています。

 一方、米国特殊鋼業界のリーディング的存在であるティムケン社は、日系ユーザーの需要拡大にタイムリーに対応するため、日本の特殊鋼メーカーの技術支援により、圧延ラインおよび検査ラインの増強を早急に進めたいと考えていました。今回、こうした両社の方針が一致し、この分野での提携に合意しました。

 また、当社は2006年7月、米国鍛造子会社オハイオ スター フォージ(米国オハイオ州ウォーレン市)に新たな熱間高速鍛造機1基(AMP50XL-HFE)を導入、能力増強(現在AMP50XL-HFE、40、30×2、計4基保有)を実施しており、今回の提携により懸案であった米国での一貫生産体制(サプライチェーン)を確立することになります。さらに、両社は特殊鋼関連の材料、部品に関し幅広い事業を展開しており、これらの経営資源を活用した新たな枠組みを拡大していくべきとの考えから、有益なテーマについて推進していくことについても合意しました。

2.提携の内容
(1) 技術支援(ティムケン社の設備投資額:6,000万ドル)
 ティムケン社ハリソン工場の品質および生産能力向上に向けたエンジニアリング支援(当社知多工場の生産方式導入)
  ・圧延の細径サイズ拡大
  ・当社品質保証技術の導入
(2) 米国における日系ユーザーへの技術サービス支援
(3) 特殊鋼、特殊鋼関連製品の製造・供給、サービス供給に関する協業テーマの推進

以 上

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