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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'01.25.Sat
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2007'09.27.Thu

新日鉄、南米の鉄鋼会社「ウジミナス社」の拡張投資計画を発表

ウジミナス社拡張投資計画について


 新日本製鐵株式会社(社長:三村明夫、以下、「当社」)の南米におけるアライアンスパートナーであり、持分法適用関連会社であるウジミナス社(社長:ヒナルド・カンポス・ソアレス)は、高級鋼を中心とした南米屈指の鉄鋼会社です。
 昨今、南米においてはブラジルを始めとして、自動車生産や石油・天然ガス等のエネルギー開発が拡大しており、高級鋼を中心に鋼材需要が伸びていくと見込まれています。ウジミナス社は、この拡大する需要を捕捉すべく、「Usiminas System Development Plan(ウジミナス社拡張投資計画)」(以下、「本計画」)を検討してきました。
 本日、ウジミナス社は、本計画で最も重要な設備の一つである新設高炉の炉内容積を南北アメリカ最大となる5,000m3級とすること、およびその他の設備に関する設備投資方針を決定しました。本日決定された内容を含め、ウジミナス社の設備投資方針の概要は下記のとおりです。
 本計画の実行により、2011年までにウジミナス社は粗鋼生産量1100万トンを超える、高級鋼鉄鋼会社となります。これにより、ウジミナス社と当社の企業価値が一層向上するものと確信しています。
 当社は、数次に亘る技術ミッションに加え、本年7月からは技術顧問2名をウジミナス社に派遣する等、本計画の検討・実行を共同で行っており、今後も全面的に支援をしていく予定であります。


◆ウジミナス社設備投資方針の概要

1.既存製鉄所の高級鋼製造能力拡張
(1)投資総額(概算):US$57億 (約6,800億円)
(2)稼働時期:2009年~2011年の間に順次稼働
(3)内 容:
 【イパチンガ製鉄所】
  ○粗鋼生産能力拡大 <+220万トン/年>
  i)高炉新設
   炉内容積を南北アメリカ最大となる5,000m3級とすることを今回決定。
  ii)製鋼工場新設
   自動車用鋼板・エネルギー向け等の高級鋼への対応能力を有する設備。
  ○圧延能力拡大 <+110万トン/年>
  i)熱延
   自動車向けを中心とした高級鋼対応能力の向上、及び生産能力の拡大(+60万トン/年)
  ii)厚板
   エネルギー向け高級鋼対応能力の向上、及び生産能力の拡大(+50万トン/年)

 【クバトン製鉄所】
  ○熱延工場新設
  エネルギー向け高級鋼にも対応した、生産能力400万トン/年の熱延工場を新設。

 【ウニガル社】
  ○第2CGL
  ブラジルでの自動車生産台数が06年260万台から2008年には300万台となるなど、今後大幅な増加が見込まれている。この需要に対応すべく、現状ラインの増強(増強後能力48万トン/年)に加えて、第2CGLを建設。

 なお、個別の投資については、今後成案を得、必要な手続きを経て実行されることとなります。

2.新規鉄源製鉄所の建設
(1)投資額(概算):US$27億 (約3,200億円)
(2)内 容:上記の既存製鉄所の能力拡張に加え、能力300万トン/年の高級半製品生産を目的とした新鉄源製鉄所の建設について、立地・建設時期を含め検討中。


(※ 以下は関連資料を参照してください。)

 【ウジミナス社 会社概要】
 【ウニガル社 会社概要】
 ●ウジミナス社関連地図

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