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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2024'09.21.Sat
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2007'12.05.Wed

日本無線、米社製小型ビジネスジェット機向け小型気象レーダーを量産

米国エクリプス社製小型ビジネスジェット機(Eclipse500)に

JRC日本無線製小型気象レーダが本年12月より標準装備


 日本無線株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:諏訪頼久 以下JRC日本無線)は、米国エクリプス・アビエーション社(本社:米国 ニューメキシコ州 以下 エクリプス社)の6人乗り小型ビジネスジェット機(Eclipse500)向けに航空機搭載用小型気象レーダを量産する。本気象レーダはEclipse500搭載用として、エクリプス社と共同開発を進めてきたもので、このたび開発が完了した。JRC日本無線は本年11月よりエクリプス社へ同気象レーダの出荷を開始し、12月よりEclipse500に標準装備される予定。

 航空機搭載用小型気象レーダの特長

1.X-bandを使用し、前方の雨の範囲を検知し、小型ヒビジネスジェット機の安全航行に寄与するものである。
2.耐温度、耐湿度、耐振動性に優れ米国連邦航空局(FAA)の要求仕様を満足している。
3.受信部には対数増幅方式を採用したことにより、広いダイナミックレンジを達成しており、雨のエコーがより細かく検出できる高感度レーダである。
4.レーダで得られた雨のエコーは、強さに応じてEclipse500のAvio New GenerationのコックピットにあるPFD(統合表示装置)上に5色で表示される。
5.ARINC429、ARINC453等の航空機標準インターフェイスを装備している。


 今回開発した気象レーダは、JRC日本無線が広く世界で実績を有する船舶用レーダ、気象レーダ、監視用レーダ等で培われたレーダ技術とフィールドで得られた豊富な経験を活かした高性能で軽量な航空機搭載用小型気象レーダである。
 出荷は本年11月より開始し、12月までの2ヵ月間で約70台、2008年は700台を超える出荷を計画している。なお、JRC日本無線はエクリプス社と開発を含めて10年間の長期独占供給契約を既に締結しており、今後の米国における小型ビジネスジェット機の伸長を期待している。
 一方、エクリプス社は米国連邦航空局(FAA)から航空機の就航に必要な型式認証を既に取得しており、現在約2,700機(オプションを含む)を上回る受注を得ている。
 なお、7月25日(水)、米国オシコシ(ウィスコンシン州)で開催された世界最大規模となる小型ビジネスジェット機の航空ショーにおいて、JRC日本無線とエクリプス社は今回共同開発した気象レーダをEclipse500に標準装備することについて、合同記者会見を開催しその概要を初めてメディアに公開した。

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