報道関係者各位
PDAを全ライダーへ配備、顧客満足と伝票レスを
目指した先進的なシステムが稼動開始
株式会社ソクハイ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:木村章夫)は6月より700名の全ライダーにPDAを装備、顧客の受け取りサインを電子的に取得するなどの先進的なシステムを稼動させましたので発表いたします。
【概要】
全ライダーにPDA(カシオ計算機CASSIOPEIA E-2000)とPHS(DDIポケットAir H")を配備、これまで携帯電話へ送信していた集荷先住所や運賃情報をPDA上でライダーが確認する仕様としました。
また受取者がPDA上にサインをし、即時にセンターへ送信される日本初のシステムにより、受領印確認の問合せへ瞬時に対応することが可能となりました。
これらにより旧来から使用していた複写式の運送状を使用しない配送が実現、顧客に起票の手間をかける必要がなくなりました。
【導入の背景と狙い】
創業20年目の今年を「第二創業期」と位置付け、同質化競争に陥ったバイク(自転車)便サービスの付加価値をより高め、顧客利便性を向上させる事が目的です。
また伝票レスな業務フローを構築する事により、データ照合作業の簡素化など全社的なBPRを推進する事がもう一つの目的となります。
【PDAシステムの特長】
◆電子受領印
物流業は貨物引渡し時、紙面にサインまたは捺印を取りつけるのが主流ですが、今回PDAの画面パネル上に直接サインする事でデータ化をします。直ちにデータはセンターへ送信、顧客からの問合せ応対の係員が把握可能となります。
これまでは顧客の問い合わせが発生すると、走行中のライダーを停車させ運送伝票を確認させていましたが、電子サインにより即時回答が実現しました。
◆配達完了Fax & E-mail自動送信
従来は配達が完了する都度、ライダーが依頼主へ電話にて報告を実施していました。今後はPDAの画面操作のみで直ちに配達完了報告のFaxやE-mailが送信可能となりました。
◆顧客情報データベース
バイク便のライダーは担当地区が固定されない仕組みであるため、顧客特有の注意事項(ビルの入館方法、特殊な集荷方法など)はこれまで紙ベースでにて全員へ配布、周知していました。PDA装備により画面上で顧客情報を確認、サービス向上を図れるとともに、セキュリティ機能にて個人情報保護の目的を達成する事ができました。
◆後方業務支援機能
ライダーの売上清算業務や勤務管理にPDAを使用する事で、拠点と本部の情報が統一され業務効率が大幅に改善されました。またライダーの給与明細はこれまで本部が毎月700名分を印刷、袋詰、発送していましたが、営業所に配備されたモバイルプリンタにて各自がPDAで印刷する仕組みといたしました。
【今後の展開】
最前線の現場へモバイルコンピューティングを導入した事により、今後も多様な展開を構想しています。GPSモジュールの装備、バーコードを使用した配送管理や電子決済など、技術の進歩とともに新システムを検討し顧客ニーズに適応してまいります。
■■■本件についてのお問い合わせ先■■■
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◆システムの詳しいお問合せ先、報道関係者の方は◆
株式会社ソクハイ 業務推進室
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