サーチナ:中国の一般消費者を対象に自動車購入に関する意識調査を実施
-確実に高まる自動車ニーズ、マイカーブームを裏付ける結果に-
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「サーチナマーケティング」を運営する株式会社サーチナ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:端木正和 もとき・まさかず)は、関連会社の上海新秦信息諮詢有限公司(以下上海サーチナ)と、中国の一般消費者を対象に自動車購入に関する意識調査を実施致しました。
サーチナは、中国に特化したマーケティングリサーチ事業を手掛けており、こうした自主調査を定期的に実施しております。調査結果を報告レポートとして発表するほか、一部の内容を記事化し、傘下媒体の「中国情報局」や中国経済産業新聞『サーチナポスト』にて掲載しています。
◆調査概要
本調査は2003年10月17日から10月23日まで、上海サーチナが管理・運営する「新秦調査」のオンラインモニターを、メールDMによって調査アンケートサイトに誘導して行ったものです。有効回答数は4882件。中国の一般消費者の自動車購入に対する意識や志向、さらに急速に発展する自動車業界の捉え方などを探った内容となっています。
◆調査結果の関連記事
・「生活の中で確実に高まる自動車ニーズ」
本調査で、自動車免許を取得していると答えた人は約4分の1程度でしたが、今後取得予定とした人は3分の2に上りました。また、生活の中で車は必要であるかとの問いに対して、「必要」または「今後必要になる」とした人を合わせると9割近くになります。これは自動車ブームがすでに到来しているといわれる中国において、自動車市場のポテンシャルの大きさを証明する結果となりました。
・「アフターサービスが車選びの重要ポイントに」
車選びのポイントで、最も多かったのが耐久性や燃費などを含めた性能となり、次いで価格と安全性が並びました。また4位はアフターサービスとなり、購入後の苦情が社会問題化している中国で消費者の関心の高まりをうかがうことができます。一方で、意外にも少なかったのがブランドです。また環境に対する意識も低く、自動車業界の今後の課題を浮き彫りにしているといえます。
・「合弁進む中フォルクスワーゲン系人気強し」
合弁メーカーを含めた国内メーカーの人気を聞いたところ、フォルクスワーゲン(VW)系が強く、上海VWが1位で約7割、2位が一汽VWで約6割。3位が日系合弁メーカーである広州ホンダでした。ブランド別の人気ランキングでは、上海VWの桑塔納(サンタナ)がトップ。2位が上海GMの賽欧(セイル)、3位は一汽VWの宝来(ボーラ)という結果になりました。
なお、その他の記事は「サーチナマーケティング」にて掲載しております。
⇒ http://marketing.searchina.net/report/015.html
◆サーチナの中国マーケティングリサーチ事業
サーチナは、これまで中国情報を専門に配信することで培ってきた情報収集・処理能力を最大限に活かし、中国に関わるマーケティングリサーチ事業を展開しています。
定性・定量の受託調査のほか、業界別、テーマ別のレポートを販売。消費者へのインターネット調査のほか、現地企業や役所などの要人インタビュー調査、カメラマンによる写真レポートなどを行っています。ご興味のある法人様は「サーチナマーケティング」よりご覧下さい。
⇒ http://marketing.searchina.net/ask.cgi?todo=ask
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株式会社 サーチナ 広報部:佐藤 press@searchina.ne.jp
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