株式会社ビーコンIT(登記社名:株式会社ビーコン インフォメーション テクノロジー、本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:石井 義興)は、従来の高機能なBI(Business Intelligence)ツールを補完する目的で、現場に近いカジュアルユーザ向けに簡単にデータを取得できるデータベース検索ツール『TimeCube Retriever(タイムキューブ レトリバー)』を2月13日に出荷開始することを発表いたします。
『TimeCube Retriever(タイムキューブ レトリバー)』は、高機能なBI製品を必要とするユーザより、デスクトップ上のExcelにデータを取り込みたいという、多くのお客様からのご要望にお応えする形で、基幹系からのデータ取得技術と10数年に渡るデータウェアハウスの開発・構築ノウハウを元にビーコンITが開発いたしました。
『TimeCube Retriever(タイムキューブ レトリバー)』は、DB2RやOracle、SQLServerといった汎用RDB(リレーショナル・データベース)からデータベースやSQLを知らないカジュアルユーザでもより手軽にビジネスデータを検索・取得することができ、情報の共有と活用の場を広げます。主な特徴は以下のとおりです。
● Excelシートで帳票イメージを作成するなど、定型レポート簡単作成
● コンピュータの専門的な知識は不要
● ベン図機能で視覚的にビジネスデータの分析が可能
● 教育1日、専用クライアントの自動配布で運用コスト削減
● 運用監視機能
● 利用者に権限を与えるセキュリティ機能
なお価格は最小構成で150万円からとなります。
今回出荷開始する『TimeCube RetrieverV1.1』は、リポジトリデータベースにIBMR社のDB2 Expressを採用し、IBM社とのOEM契約により、リポジトリデータベースを包含した形で出荷します。販売目標は来年度5億円、3年間で約15億円の売上を目指します。
今回の発表にあたり、日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 ブランド & スペシャルティー インフォメーション・マネージメント事業推進部長 中川 いち朗様より以下のコメントをいただいております。
「この度、ビーコンIT様にご採用戴いた「DB2 Universal Database(tm)V8.1」はあらゆるプラットフォームにおいて、企業のe-business on demandを協力にサポートし、自律型コンピューティング実現を目指した次世代型データベースです。今回ビーコンIT様からリリースされた「TimeCube Retriever」によりパワーユーザだけではなく企業内の多くのユーザの方が、DB2よりデータを取得し活用することで、よりDB2がお客様のビジネス発展を促進するものとして大いに期待しております。」
なお、『TimeCube Retriever』の収益の一部は財団法人日本盲導犬協会を通じて、盲導犬育成のために役立てられます。