忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.07.Fri
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'08.04.Sat
                         2004年6月29日
報道関係者各位
                        イーソル株式会社

            eBinder(R)を使い、
    大日本印刷、ディー・ティー・サーキットテクノロジーが
         『T4 MPEG-4モジュール』を開発
   ~同梱されるソフトウェアにPrKERNELv4(R)、PrFILE(R)、
        PrCONNECT(R)2、PrHTTPD(TM)を搭載~
 ~ファイルシステム管理、インターネット接続、ウェブブラウザを使
        った遠隔地からの制御などを可能に~

イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:澤田勉、以
下イーソル)のμITRON/T-Kernelベースシステム向け開発スイート
『eBinder(イーバインダー)』を使い、大日本印刷株式会社(本社:
東京都新宿区、社長:北島義俊、資本金:1,144億円、以下DNP)と
ディー・ティー・サーキットテクノロジー株式会社(本社:東京都府中
市、社長:高瀬猛、資本金:8億6千2百万円、出資比率:DNP 86%、
東芝 14%、以下DTCT)は共同で新製品『T4 MPEG-4モジュール』を開発
しました。『MPEG-4モジュール』に標準で搭載されているソフトウェア
には、イーソルのμITRON4.0仕様RTOS『PrKERNELv4』、FATファイルシ
ステム『PrFILE』、高速TCP/IPプロトコルスタック『PrCONNECT2』、ウ
ェブサーバ『PrHTTPD』が組み込まれており、ファイルシステムの管理、
インターネットやLANへの接続、ウェブサーバ機能を使ったウェブブラ
ウザを介した遠隔地からのモジュール制御などを可能にしています。

『T4 MPEG-4モジュール』は、東芝製MPEG-4動画圧縮・伸張(コーデッ
ク)LSI「T4(TC35280XBG)」をコアとし、MPUや各種メモリなどを実装
したモジュールです。第3世代携帯電話との動画像・音声のデータ通信
をはじめ、遠隔での監視・医療・教育・映像配信、無人観測システムな
ど、幅広いアプリケーションでの使用が見込まれており、2004年7月の
販売開始予定です。このモジュールには、動画像の伝送や記録再生に必
要な、様々な付加価値機能をもつソフトウェアがあらかじめ搭載されて
います。DNPとDTCTは、『eBinder』を使い、このソフトウェアの開発お
よび動作検証を行いました。また、このソフトウェアには、
『PrKERNELv4』、『PrFILE』、『PrCONNECT2』、『PrHTTPD』が組み込
まれています。

株式会社東芝、DNPおよびDTCTの3社は、前モデル『TV電話版MPEG-4モジ
ュール(T3 MPEG-4モジュール)』の開発時にも、eBinder上で開発を行
いました。また搭載ソフトウェアには『PrKERNELv4』、『PrFILE』が組
み込まれています。次世代携帯通信におけるマルチメディア通信の標準
プロトコルである3GPP 3G-324Mテレビ電話機能を搭載した世界最小のモ
ジュールです。

『T4 MPEG-4モジュール』は、動画像と音声のMPEG-4方式での圧縮・伸
張を、リアルタイムで行える基本機能に加え、様々な機能やインターフ
ェースが実装されています。インターネットやLANに接続する為の周辺
インターフェースと、SDメモリカードに動画像や音声をストレージする
為のインターフェースが用意されているほか、ハードウェアだけではな
く、動画像の伝送や記録再生に必要なソフトウェアをあらかじめ搭載し
ています。これにより、システム開発期間とコストの削減を可能にしま
す。また、動画像のリアルタイムストリーミングを行うためのネットワ
ーク通信用のプロトコルの一つであるRTP(Real-time Transport
Protocol)を使った動画像のリアルタイムストリーミングと、SDメモリ
カードへのストレージを同時に行うことが出来ます。さらに、HTTPサー
バ機能により、パソコンなどのウェブブラウザからモジュールの制御が
可能で、リアルタイムで映像を見ながら送信元で録画を行ったり、録画
されたデータを閲覧・転送することができます。

▼『T4 MPEG-4モジュール』詳細:
  http://www.dtct.co.jp/MPEG4/MPEG4.htm
▼『eBinder』詳細:http://www.ebinder.jp/
▼『eParts』(PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT2、PrHTTPD)詳細:
  http://www.esol.co.jp/embedded/eparts.html

大日本印刷株式会社電子デバイス事業部システムモジュールPj
北村GL 様のコメント
「イーソルの製品サポートサービスは、迅速で木目細やかな対応で、困
ったときに非常に頼りになりました。製品提供、サポートサービスなど
の総合的なイーソルのサービスにより、結果的に開発期間の短縮とコス
トの削減が実現できた、と考えています。」

ディー・ティー・サーキットテクノロジー株式会社モジュール開発室 
増田リーダー様 のコメント
「ePartsをベースにした『T4 MPEG-4モジュール』は、高いリアルタイ
ム性と品質を実現する事ができました。このリアルタイム性は、本モジ
ュールを使用するアプリケーションシステムに取って、非常に重要です
。この実現には、eBinderが持つリアルタイムデバッグ機能、システム
解析ツールが大きな効果を発揮しました。また、eBinderのソフトウェ
ア部品支援機能によって、素早いシステムの立ち上げ、ePartsを利用し
たライブラリの設計、実装検証を短期間で行うことが出来ました。この
eBinderとePartsの組合せは、『T4 MPEG-4モジュール』を利用したアプ
リケーションシステム開発にも効果を発揮すると考えます。」

イーソル株式会社 取締役エンベデッドプロダクツ事業部長
上山 伸幸 のコメント
「弊社は、リアルタイムOS/ミドルウェア製品群の『eParts』、開発環
境の『eBinder』、テクニカルサービスの3つの分野から、組み込みシス
テム開発を支援しています。弊社の製品、サービスを利用して頂くこと
によって、大日本印刷様、ディー・ティー・サーキットテクノロジー様
の『MPEG-4モジュール』開発のご支援が出来たことを大変嬉しく思って
おります。約30年に渡る組込みの技術・知識・ノウハウを元にイーソル
が開発した製品のみならず、特に、メーカーならではの、製品を熟知し
たエンジニアによる迅速で的確な製品サポート、開発エンジニアのニー
ズに柔軟にお応えするカスタマイズなどのテクニカルサービスは、大規
模化・高機能化を辿る組み込み開発の現場のエンジニアの方々より、大
変ご好評頂いております。今後も製品ラインアップの拡充、サービスの
質の向上などを一層図り、開発エンジニアの重要なパートナーとして、
組み込み開発をバックアップしていきます。」

■補足資料

(1)『eBinder』について

eBinderは、RTOSベースのシステム向け開発スイートです。RTOSベース
・プラットフォームと開発ツール群が合わせて提供されます。システム
構築及び管理に威力を発揮するコンフィギュレーション及びビルド機能
、最大8個までのタスクを全システムを停止することなく同時にデバッ
グできるマルチコンテキストデバッグ機能、カーネルはもちろん、ソフ
トウェア部品の状態遷移やプログラム実行時の状態を参照できるシステ
ムデバッグツール、そしてターゲットのファイルシステム操作やマルチ
コンテキストの実行制御、任意の関数実行などのスクリプトをサポート
する、強力なシェルを提供しています。また、他のリアルタイムシステ
ム開発ツールと異なり、これらの機能はターゲットシステムを停止させ
ることなく利用できます。特にアプリケーション開発時においては、カ
ーネルやドライバタスクは停止させずに特定のアプリケーションタスク
(群)の検証を行う事ができ、対象となるアプリケーションタスクのみ
に注力できます。これにより、従来アプリケーションタスクをブレーク
させると割り込みもドライバも停止してしまい、実システム動作と異な
ってしまうという問題や、アプリケーションタスクの検証に下層ソフト
の知識が要求されると言った問題を解決し、高品質なソフトウェア開発
の検証コストを削減します。特に、PackageBuilder(パッケージビルダ
)は、MWベンダ、あるいはユーザが自由にソフト部品パッケージを作成
・追加できる機能を提供し、ユーザのソフト部品管理のプラットフォー
ムを提供しています。『eBinder』詳細:http://www.ebinder.jp/

(2)イーソル株式会社について

イーソル株式会社は1975年の創業以来、「コンピュータエンジニアリン
グを通じて社会に貢献する」、という理念のもと、組込みソフトウェア
業界、及び流通・物流業界で実績を重ねてきました。お客様の満足を第
一に、開発、販売からサポートまで一貫したサービス、トータルソリュ
ーションを提供します。
取り扱っている組込みソフトウェア製品には、「eBinder」のほか、
μITRON4.0準拠「PrKERNELv4」をはじめ、各種ミドルウェア製品のライ
ンナップがあります。
2004年1月に米国オレゴン州に子会社 eSOL, Inc. を設立し、日本市場
のみならず、北米、ヨーロッパ、アジア市場向けに「eBinder」、
「eParts」の販売活動を広げています。

* eBinder、PrKERNEL、PrFILE、PrCONNECT、PictDirect、PrUSBはイー
 ソル株式会社の登録商標です。
* TRON は"The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
* ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
* μITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
* TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名
 称であり、特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
* 記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

■お問い合わせ先
イーソル株式会社
エンベデッドプロダクツ事業部
営業部 マーケティンググループ 村上
Tel : 03-5302-1360 / Fax : 03-5302-1361
e-mail : ep-inq@esol.co.jp
URL : http://www.esol.co.jp/embedded/

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[6369] [6368] [6367] [6366] [6365] [6364] [6363] [6362] [6361] [6360] [6359
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]