NTTコムウェア、エンタープライズ指紋認証ソリューション「e-UBF Server Ver.3」を発売
エンタープライズ指紋認証ソリューション
「e-UBF Server Ver.3」を販売開始
~複数の指紋認証装置のデータを一括管理~
NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井郁次、以下 NTTコムウェア)が販売するエンタープライズ指紋認証ソリューション「e-UBF Server」に、複数の指紋認証装置のデータを管理する機能を追加し、本日(2月8日)から販売を開始します。
【 背景 】
情報漏洩が社会問題になっている現在、企業では情報機器へのアクセス管理などセキュリティ対策が急務になっており、生体認証方式のセキュリティシステム導入を検討する企業が増えています。
現在は、USBメモリを搭載した指紋認証装置や、ノートパソコン、デスクトップパソコンのように、キーボードに指紋認証装置を搭載した様々な製品が提供されておりますが、異なる指紋認証装置の指紋データなどを一括で管理することはできませんでした。
【 機能追加概要 】
今まで「e-UBFエンタープライズ指紋認証ソリューション」の指紋管理サーバは、「e-UBF Unit」だけに対応していました。今回の機能追加により、単体パソコンの指紋認証でしか利用できなかった「ThinkPad e-UBF Model(*1)」や、「e-UBF mini(*2)」の指紋認証もサーバで一括管理することが可能になります。そのため、一人のユーザが複数の指紋認証装置を使用することが可能です。また、接続されている指紋認証装置を自動的に判別するので、切り替え操作の手間が無く使用できます。
さらに、指紋情報を未登録のユーザに対しては、パスワードによるWindowsへのログオンの禁止機能など、さらにセキュリティを高める機能も追加しました。
【 「e-UBFエンタープライズ指紋認証ソリューション」概要 】
NTTコムウェアは、Windowsログオン時や各種アプリケーションのID/パスワードによるアクセスを指紋認証で行う「e-UBFエンタープライズ指紋認証ソリューション」を販売しています。「e-UBFエンタープライズ指紋認証ソリューション」は、「周波数解析法(*3)」(表面の凹凸断面を数値化して高速確認)や、指紋入力装置に、センサ表面上で指を滑らせて使用する「スイープ型」の採用など、様々な点が評価され、官公庁・金融・保険業をはじめ、多くのお客様に導入していただいております。
【 今後の展開 】
指紋認証は、指の特徴を利用して本人認証を行うため、忘失や盗難などのリスクが低く、安全性の高い認証方式です。NTTコムウェアは、「より、使いやすく」かつ「より強固なセキュリティ環境」を実現するエンタープライズ指紋認証ソリューション「e-UBF Server Ver.3」を提供します。今後は、「ThinkPad e-UBF Model」以外の指紋認証装置への対応も検討する予定です。
【 用語解説 】
(*1):「ThinkPad e-UBF Model」は、指紋センサを搭載するレノボ社モバイルPC「ThinkPad」に、e-UBF対応のソフトウェアを搭載した、NTTコムウェア・ オリジナルモデルです。
(*2):「e-UFB mini」USBメモリを持つ指紋認証装置。
(*3):周波数解析を用いた指紋認証アルゴリズムは、名古屋工業大学大学院 梅崎太造教授が考案し、株式会社ディー・ディー・エスと共同開発したものです。
【 お知らせ 】
現在販売している「e-UBF Small Office Kitプラス」を中堅企業様向けに構成した製品を特別キャンペーンとして販売いたします。
(期間:2007年2月5日~4月27日 URL: http://nttcom-pb.com)
※「Microsoft」および「Windows」は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※「ThinkPad」はレノボ社の登録商標です。
※「UBF」は株式会社ディー・ディー・エスの登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。