三井住友カード、浅草の仲見世商店街で中国人観光客向け決済サービスを提供
浅草・仲見世商店街で、中国人観光客向けの決済サービスを開始!
~ 中国人に人気の観光名所でも「銀聯(ぎんれん)カード」が拡大 ~
仲見世商店街振興組合(所在地:東京都台東区、理事長:松村 吉紘)と三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、社長:月原 紘一)は、VJAグループ(注)の株式会社しんきんカード(本社:東京都港区、社長:石原 哲夫)と協力し、浅草・仲見世商店街の33店舗にて「中国人観光客向け決済サービス(ぎんれん銀聯)」がご利用いただけるようになりました。今後も順次利用可能店舗を拡大していきます。
浅草・仲見世商店街は雷門から浅草寺にかけてつらなる日本で最も古い商店街の1つで、日本国内はもとより、海外からの観光客にも人気の高い観光名所です。最近では、中国の旅行ブームを反映し中国からの観光客も急速に増加しております。
今回、中国人観光客にもっと便利にお土産物などのお買物を楽しんでいただくために、中国のキャッシュカード(以下 銀聯カード)でお支払いいただけるサービスを導入いたします。
銀聯カードは、中国の銀行が発行する銀聯ブランドが付与されたキャッシュカードで、三井住友カードが2005年12月に日本で唯一のパートナーとして中国銀聯(China UnionPay Co.,Ltd)と提携し、日本国内での決済サービスを取り扱っています。
銀聯カードは、既に中国国内で約10億枚発行されており、ほとんどの中国人が所持しています。三井住友カードではしんきんカードをはじめとするVJAグループの各カード会社と協力し、中国人が普段から利用している銀聯カードを使って日本国内でのショッピング・観光を楽しんでいただくために、空港の免税店や宿泊施設、百貨店、家電量販店など、銀聯カード取扱加盟店の開拓を推進してまいりました。
今回、日本有数の観光名所である浅草仲見世にも導入を拡大することで、特に中国人観光客が増える「春節」*での更なる利用増加を図ります。
*…中国における旧正月(今年は2月18日)で、大型連休となる。
仲見世商店街では「銀聯カード」での決済サービスを導入することで、海外からのお客様に観光名所としての魅力を高め、更なる集客アップを図ります。
三井住友カード・しんきんカードは、今回の仲見世商店街への導入を契機とし、今後も日本全国の観光地へ本サービスを拡大することで、中国からの旅行客にショッピングや観光を楽しんでいただける環境を整備し、日本への中国人観光客誘致活動をサポートしてまいります。
以 上
中国銀聯は2002年に中国の中央銀行である中国人民銀行が中心となり政府主導で設立された、中国での銀行間決済ネットワーク運営会社です。中国を中心に香港、マカオなどの金融機関180行以上が銀聯ネットワークに参加し、中国国内で発行されているほぼ全てのキャッシュカードに銀聯ブランドが付与されており、約10億枚発行されております。海外の銀行・カード会社とも積極的な提携を行い中国国外での銀聯カードの利用拡大を図っており、2004年5月の香港での利用開始を皮切りにマカオ、韓国、シンガポール、タイと利用可能国を拡大しております。2005年12月には米国、ドイツ、フランス、日本においては三井住友カードとの業務提携により大手家電量販店、百貨店、ホテル・旅館でも利用されています。