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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.09.Sun
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2007'07.11.Wed

富士通とFASOL、大規模基幹系システム構築向け開発ツールを発売

従来比最大30%以上の開発生産性向上が可能に

大規模基幹系システム構築向け開発ツール「Open BAGLES」販売開始
~ スピーディかつ高品質な大規模システム開発、容易なメンテナンスを実現 ~


 富士通株式会社(以下、富士通)と株式会社富士通アドバンストソリューションズ(代表取締役社長:谷口典彦、本社:神奈川県横浜市、以下 FASOL)は、このほど大規模基幹系システム構築向け開発ツール「Open BAGLES(オープン バグレス)」を共同開発し、本日より販売開始します。

 本製品は、開発者が業務用語で仕様書を作成するだけでプログラムや管理ドキュメント群を自動的に生成し、これまでのCOBOLによる開発と比べ、最大30%以上の生産性向上を実現します。

 これにより、スピーディかつ高品質に大規模システムの開発が可能になるとともに、将来にわたり容易なメンテナンスを実現します。

 「Open BAGLES」は、1983年の提供開始以来、80件以上の導入実績を誇る汎用機ベースの開発ツール「BAGLES(注1)」の「表形式で業務内容を記述することで、プログラムや管理ドキュメント群を自動的に生成する」という特長を発展的に継承した上で、マルチプラットフォーム化(Linux、Solaris、Windows)したものです。「BAGLESII」は、これまで名古屋銀行様、長野県信用組合様、労働金庫連合会様の基幹系システム、および富士通の次世代勘定系システム「PROBANK」などで採用され、大規模システム開発における「生産性」「信頼性」「メンテナンス性」で高い評価を受けています。

 本製品は、これまでのCOBOLによる開発と比べ、最大30%以上の生産性向上を実現し、大きくは以下の特長を備えています。

 1.「2007年問題」として懸念されているベテランの業務ノウハウ継承に貢献 
 2.業務仕様書ベースの開発・テストにより、作業効率を大幅に向上 
 3.業務仕様書とプログラムの完全一致により、メンテナンス負荷を軽減 
 4.標準化の徹底により、高品質なアプリケーション開発が可能 
 5.言語スキル、プラットフォームに依存しない業務システム開発が可能 
 6.内部統制に対応した開発資産の変更内容・履歴の可視化が可能 


 「BAGLES」は、1983年の提供開始以来、継続的に機能強化が行われ進化してきました。富士通およびFASOLは、今後とも各種機能の強化・拡充に努めるとともに、BAGLES文化のさらなる普及に努めてまいります。


■本製品の特長

1.「2007年問題」として懸念されているベテランの業務ノウハウ継承に貢献
 業務で使用している用語を表形式でそのまま記述するため、業務仕様を分かりやすく可視化でき、当初の開発者以外でも容易に理解できます。

2.業務仕様書ベースの開発・テストにより、作業効率を大幅に向上
 業務仕様書からプログラムを自動生成することで、プログラミングが不要になるとともに、テストも業務仕様書ベースでの作業となるため、作業効率が向上します。

3.業務仕様書とプログラムの完全一致により、メンテナンス負荷を軽減
 仕様書とプログラムが完全に一致するため、効率的なアプリケーション・メンテナンスが可能です。また「必要な時に、いつでも、永続的に」正確な情報が出力でき、さらに関連仕様書を自動的にまとめて印刷できるため、読みやすく使いやすいドキュメントの作成が可能です。

4.標準化の徹底により、高品質なアプリケーション開発が可能
 記述形式が固定されているため、開発・ルール規約の標準化が徹底でき、人的ミスを極力排した高品質なアプリケーション開発が可能です。

5.言語スキル、プラットフォームに依存しない業務システム開発が可能
 高度な言語スキルが不要であることと、Open BAGLESのランタイムルーチン(注2)がプラットフォームの違いを吸収するため、専門家でなくても開発が可能です。

6.内部統制に対応した開発資産の変更内容・履歴の可視化が可能
 履歴定義書で修正番号毎に修正履歴を管理することで、トレーサビリティを確保します。


*以下、詳細は添付資料をご参照ください。


■注 釈

注1 BAGLES:
 Business Application Generator’s Library for Extensive Supportの略。最初の製品であるBAGLESは、1983年に富士通より提供開始。業務アプリケーション開発・保守コストを軽減するため、設計の上流工程で業務分析した情報をもとに、日本語で記述された表形式の業務仕様書から業務アプリケーションを自動生成することにより、プログラミング工程の短縮、また設計工程の削減を実現。BAGLESIIは、機能拡張版として1990年より提供。

注2 ランタイムルーチン:
 Open BAGLESから生成されたプログラムを各プラットフォームのOS上で実行するために必要となるサブルーチン。ファイルやDBに対する入出力、帳票出力用のデータファイルの編集・出力及び業務アプリケーションの異常終了発生時の後処理を行う。


【 関連リンク 】
 「Open BAGLES」紹介サイト
 http://jp.fujitsu.com/group/fasol/services/c0901-kiban-870-bagles.html

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