JEITA、1月の民生用電子機器国内出荷実績を発表
2007年1月民生用電子機器国内出荷実績
【1月の概況】
民生用電子機器の1月出荷金額は1,649億円、前年比105.0%と2ヶ月連続の前年比増となった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、薄型テレビが好調を維持しており、973億円、前年比107.4%と6ヶ月連続プラスであった。
音声機器国内出荷金額は、177億円、前年比86.4%と、3ヶ月連続の前年割れとなった。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムが堅調で、全体では500億円、前年比108.7%で、14ヶ月連続のプラスとなった。
【主要製品別動向】
○ 1月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は467千台、前年比97.7%で2ヶ月ぶりにマイナスに転じた。1月の構成比(台数ベース)は、CRTが17.3%、液晶が73.3%、PDPが9.4%であった。
○ 液晶カラーテレビの99%以上を占める10型以上が342千台、前年比139.4%と好調を維持している。10型以上のうち16:9が298千台、同163.5%であり、37型以上は82千台、同282.3%と更に高い伸びを示した。
○ PDPは44千台、前年比145.2%と18ヶ月連続の二桁増となった。43型以下が8割以上を占めている。
○ DVDビデオは、356千台、前年比91.1%と8ヶ月続いて前年割れした。DVD録再機の9割近くを占めるHDD内蔵型は165千台、同100.8%と8ヶ月振りにプラスに転じた。再生機は前年比92.4%と9ヶ月連続のマイナスであった。
○ ビデオ一体型カメラは55千台、前年比58.7%と3ヶ月振りに前年割れした。
○ ステレオセットは、70千台、前年比85.6%と20ヶ月連続のマイナスであった。
○ デジタルオーディオプレーヤは630千台、前年比104.8%であった。そのうちの9割近い531千台がフラッシュメモリを使用するタイプである。
○ カーオーディオでは、カーステレオが前年比82.6%と13ヶ月連続でマイナスであり、出荷規模の大きいカーCDプレーヤも501千台、前年比95.9%と3ヶ月続けて前年割れした。
○ カーカラーテレビは76千台、前年比117.9%と4ヶ月連続のプラス、カーDVDは23千台、145.4%と7ヶ月連続のプラスであった。カーナビゲーションシステムは267千台、同111.1%で3ヶ月連続の前年比増であった。ソース別の構成比では、HDDタイプ(通信端末等含む)は53.6%、DVD-ROMタイプは46.2%であった。
○ ETC車載ユニットは250千台、前年比72.6%と6ヶ月連続の前年割れとなった。
※下記は添付資料を参照
・民生用電子機器国内出荷実績など
・地上デジタル放送受信機器国内出荷実績