東京スター銀行、イーフロンティアへ「筆王」の知的財産を担保に融資
東京スター銀行
はがき印刷ソフト「筆王」の知的財産を担保に融資実行
~知的財産を担保に中堅企業の資金調達の多様化に貢献~
株式会社東京スター銀行(東京都港区:代表執行役頭取CEO タッド・バッジ)は、株式会社イーフロンティア(東京都新宿区:代表取締役社長 安藤健一)に対し、イーフロンティアの子会社が保有する知的財産であるはがき印刷ソフト「筆王」の商標権およびプログラム著作権を担保にローンを実行致しました。
東京スター銀行は、現在国内で人気のあるはがきおよび住所録作成ソフト「筆王」が、知名度が高いことと、実用性が非常に高いことから、知的財産としての価値があると判断しローンを実行しました。本ローンでは、知名度を表象する商標権と、実用性を権利として表象するプログラム著作権に譲渡担保を設定しています。
イーフロンティアにとっては、子会社の保有する価値ある知的財産を活用することで、新たな資金調達方法の範囲を拡大し、一定金額の長期ローンを導入することができます。
東京スター銀行では、2005年4月より推進しております「地域密着型推進計画」の取組方針に基づいて、中小企業金融の円滑化への取組みを強化しております。その中で、担保・保証に過度に依存しない融資の推進策として、専門チームを中心に、ストラクチャード・ファイナンスを使った金融スキームや、お客さまニーズを取り入れた商品開発を積極的に実施し、中堅中小企業の資金調達手法の多様化を推進しています。
東京スター銀行は、今後も柔軟な発想で中堅中小企業の様々な資金調達支援の強化を図って参ります。
【 スキーム 】
添付資料をご参照ください。
■株式会社イーフロンティア(http://www.e-frontier.co.jp/index.html)
1999年設立。イーフロンティアグループは、”Render Your Soul. ~みんなの感動をかたちに~”をグループの共通理念として、パーソナルコンピュータ向けソフトウェア事業を行う企業集団。グループで取り扱うソフトは、日本で高いシェアを誇る3DCGソフト『Shade』のように高度で複雑な機能を要求されるプロ仕様のものから、セキュリティソフト『ウイルスキラー』、はがき作成ソフト『筆王』のようにパソコン初心者向けのものまで、幅広いカテゴリとユーザ層に対しての製品ラインアップを特徴としている。
■三木・吉田法律特許事務所 (http://www.my-law.jp/)
1986年事務所開設(旧三木法律事務所)。特許法、著作権法や商標法を始めとする知的財産法や企業法務に関する業務を行い、担当弁護士による機動的かつきめ細かなサービスを提供することをモットーとしている。国内法律業務のみならず、北米、ヨーロッパ、アジアなど世界各国の法律事務所の協力を得て、国際法律業務も提供。本来の法律業務に加え、1983年以降、経済産業省、文化庁、公正取引委員会などの主催する知的財産法の実務上の指針等に関する各委員会において積極的に活動を展開。