松下電工、入退室管理用「統合型セキュリティシステム eX-SG」を発売
入退室管理などの運用後のシステム変更が可能でID管理が容易にできる
「統合型セキュリティシステム eX-SG(イーエックス・エスジー)」新発売
松下電工株式会社は、オフィスビルや工場、大学などにおいて、既存のネットワークが活用でき、運用後のシステム変更が容易で、ID管理に優れた入退室管理を実現する「統合型セキュリティシステム eX-SG」を2007年12月1日より発売します。
なお、本商品は、SECURITY SHOW 2007(2007年3月6日~9日、東京ビッグサイト)に出展します。
商品名 統合型セキュリティシステム eX-SG
発売日 2007年12月1日
システム希望小売価格(税込) オープン価格
販売目標 75億円/年(2010年度)(出荷価格ベース)
■ 主な特長
(1)既存ネットワークの活用で、運用に合わせた多拠点管理が可能
(2)ゲート(扉)の追加・変更がオンラインで可能
(3)ID管理をより高める他システム連携
■開発の背景
近年の個人情報保護法の施行、プライバシーマークやISMS認証(※1)の取得などセキュリティシステム導入の流れはますます加速しています。また、2008年4月1日以降に開始される事業年度から適用される金融商品取引法の内部統制強化(日本版SOX法(※2))も今後流れに拍車をかけていくと見込まれています。
これまで、当社は3ゾーンセキュリティ(※3)を提唱し、2004年3月に「統合型セキュリティシステム e-SG」を発売しました。設備を導入されたお客様のセキュリティレベルは向上しましたが、そのレベルを維持管理していくには、多大な労力を要するのが実情です。
そこで、当社は既存のネットワークを活用して、容易に導入・追加・変更が行えるシステム構成で、他システムとの連携により、ID管理を容易かつ確実に行える「統合型セキュリティシステム eX-SG」を開発しました。
(※1)ISMS認証: Information Security Management System
ISMSとは企業や組織にとって重要な情報資産や個人情報など情報セキュリティの管理体制を構築し、リスクマネジメントを実施することです。ISMSをその組織が保持しているかどうかを第三者が認定する制度として「ISMS適合性評価制度」と呼ばれ、(財)日本情報処理開発協会(JIPDEC)を中心に2002年より運用されています。
(※2)日本版SOX法:
米国のサーべンス・オクスリー法(SOX法)の影響を受け、上場会社に財務報告にかかる内部統制強化を求めるもので、新たに「内部統制報告書」の提出が義務づけられます。
(※3)3ゾーンセキュリティ:
建物をセキュリティレベルの重要度に合わせて3つのゾーン(共用、専用、特定)に区分し、それぞれに合ったセキュリティ機器を配置し、段階的に人、物、情報を守ります。
共用ゾーン: 建物のエントランスやエレベーターなど誰もが使用できる場所
専用ゾーン: 事務所部分のように単一の組織の人が専用で使用する場所
特定ゾーン: サーバー室、役員室のような重要管理室
※以下の項目は添付資料をご参照下さい
■特長
■システム仕様
■システム機器構成
■機能仕様
■統合管理サーバー機能
■システム構成
【eX-SGシステム構成例】
※ 関連資料参照
【多拠点管理システム構成例】
※ 関連資料参照
以上