マクロミル、インターネット動画サイトの利用実態調査結果を発表
インターネット動画サイトの利用実態調査
■動画サイトの利用経験は、無料コンテンツ70%、有料コンテンツ11%、YouTube 49%
■YouTubeを利用したきっかけは「友人、知人からのクチコミ」34%
■YouTubeで得た情報を、何らかの手段で他者へ伝達した経験のある人は54%
インターネット調査会社の株式会社マクロミル(本社:東京都港区、社長:辻本秀幸)は、全国のインターネット利用者15~59才の男女に、「インターネット動画サイトの利用実態調査」を実施いたしました。
調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2007年6月6日(水)~6月7日(木)。有効回答数は1036名から得られました。
※今回の調査における「動画共有サイト」については「You Tube」に限定し、調査を実施しております。
【 調査結果概要 】
【1】動画サイトの利用経験は、
無料コンテンツ70%、有料コンテンツ11%、YouTube 49%
インターネット利用者のうち「動画配信サイト(無料コンテンツ)」を認知しているのは88%、利用経験は70%を占めています。一方、「動画配信サイト(有料コンテンツ)」の認知は81%となっていますが、有料のためか利用経験は11%でした。また、「動画共有サイトYouTube」の認知は72%と他サイトに比べ低いものの、利用経験は49%と約5割を占める結果になりました。
性・年代別にみると、YouTubeは若年層ほど認知、利用経験が高くなっています。特に、15~19才での利用経験は、男性が90%、女性も81%に達しており、若年層に受け入れられている状況がうかがえます。
【2】YouTubeを利用したきっかけは「友人、知人からのクチコミ」34%
YouTubeの利用経験者に対して、YouTubeを利用したきっかけについて尋ねたところ、「友人、知人からのクチコミ」が34%で最も高く、次いで「インターネットニュース」29%、「検索サイトで偶然見つけた」23%となっています。男女別にみると、女性では「友人、知人からのクチコミ」が41%と男性に比べ10ポイント以上高い一方、男性では「インターネットニュース」が35%で最も高くなっています。
【3】 YouTubeで得た情報を、何らかの手段で他者へ伝達した経験のある人は54%
動画共有サイトYouTubeの利用経験者に対して、YouTubeで得た情報を他人に伝達した経験があるかどうか尋ねたところ、何らかの手段で伝達した経験ある人は54%となりました。伝達手段としては、「友人・知人にクチコミで伝えた」43%が最も高く、次いで「mixiなどのSNSサイトで紹介した」10%、「ブログで紹介した」8%という結果でした。
添付資料:インターネット動画サイトの利用実態調査