三菱自、インドに新型「モンテロ(日本名:パジェロ)」を投入
三菱自動車、インドに新規車種投入
三菱自動車は、インドにおける同社のビジネスパートナーであるHindustan Motors Limited(以下HML社、R.Santhanam社長)にて、新型『モンテロ』(日本名:『パジェロ』)を新規に投入することを発表した。新型『モンテロ』は完成車にて輸入され、HML社の販売網(35店舗)を通じて販売される。
インドHML社は、1998年より『ランサー』の生産を開始し、現在『ランサー』、『ランサー・セディア』、『パジェロ』を生産・販売し、2006年8月より完成車として『モンテロ』を販売している。今回新たに発売する新型『モンテロ』は、2006年10月に日本国内で発売した4代目の『パジェロ』で、HML社にとって5車種目の新型車となる。またこれに続き三菱自動車は、『アウトランダー』などの新型車をインド市場に順次投入していく予定である。
三菱自動車は、今後も成長が期待されるBRICs諸国の一つであるインド市場において、市場ニーズを的確、且つタイムリーに捉えながら、継続的に新型車を投入して車種の拡充を図っていく。また、販売、アフターサービスも強化することで、インドにおける三菱ブランドの確立を目指し、インド事業の更なる強化を図っていく。
【 HML社概要 】
1.正式名称:Hindustan Motors Limited(インド大手財閥Birlaグループ傘下企業)
2.設 立:1942年
3.所在地:本社所在地インド 西ベンガル州コルカタ(生産工場:タミルナードゥ州チェンナイ)
4.経営幹部:C.K.Birla会長、R.Santhanam社長
5.従業員数:約400名(三菱自動車部門)
6.資本金:約18億ルピー(約49億円、約¥ 2.7 = 1ルピー )
7.事業内容:自動車の製造及び販売
8.販売車種:ランサー、ランサー・セディア、パジェロ、モンテロ、新型モンテロ
9.06年度販売実績:約3,600台