ソネット・エムスリー、治験支援サービス「治験君」を開始
「治験君」サービスを開始
~m3.com会員から治験協力医師を募集、治験を加速化~
ソネット・エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:谷村 格 URL:http://www.so-netM3.co.jp 以下:エムスリー)は、「m3.com」医師会員に、製薬企業の治験情報を提供し、治験協力医師を募集し治験のプロセスを加速化する、治験支援サービス「治験君」を開始いたします。
エムスリーは、「m3.com」医師会員に、製薬企業の治験情報を提供し、治験協力医師を募集する「治験君」サービスを開始いたします。
本サービスは、ザカティーコンサルティング株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:井上 英也 URL:http://www.zacatii.com/)の協力を得て開発いたしました。今後も、新薬開発領域において知見のある同社と連携し、製薬企業への本サービスの浸透を図って参ります。
◆「治験君」サービスの概要
本サービスの流れは以下のとおりです。
1)製薬企業の治験に参加する意向のある医師に予め、専門分野や患者数、治験の経験等を登録していただき、データベースを整備
2)製薬企業より、治験協力医師の募集を受託
3)エムスリーは、製薬企業の治験実施情報と治験参加可能な医師データベースとをマッチングし、「m3.com」を通じて、情報を希望する医師に以下の内容をはじめとする治験情報を送信
・対象疾患、実施期間、試験方法等の治験概要
・年齢、既往歴、診断基準等の被験者適合条件
・治験実績、施設条件等の応募条件
4)当該治験に協力可能な医師が「m3.com」を通じて参加意思を通知
なお、既に3社の利用が決定しております。
◆「治験君」サービスの特徴
これまで治験では、製薬企業から病院施設に依頼する形で行われることが多く、医師が治験に協力する際は受身での対応となっていました。本サービスにより、医師が能動的に治験へ参加することが可能になります。
製薬企業にとっても、「m3.com」会員医師への依頼が可能となるため、これまでルートのなかった医師への協力依頼が可能になります。また、インターネットを活用したサービスであることから、募集のスピードが短縮されるとともに、広告募集等に比較してコストメリットが期待できます。
エムスリーが「m3.com」会員医師に行ったアンケートでは、治験の依頼があった場合に協力したいと回答した医師は、勤務医で72%、開業医で65%でした(約1千名の医師が回答)。医学の進歩や新しい治療方法への貢献、患者メリット享受の早期化のために参加する意思はありながらも、協力機会のなかった医師が多く存在していることも確認できました。
一方で、必要な症例数の確保とスピードが、製薬企業にとっての課題となっています。
エムスリーでは、これらのギャップを少しでも埋めることにより、治験初期段階の効率化、迅速化に貢献したいと考えております。
<会社概要>
社名:ソネット・エムスリー株式会社
所在地:東京都港区芝大門2-5-5住友不動産芝大門ビル12階
代表者:代表取締役社長 谷村 格(たにむら いたる)
URL:http://www.so-netM3.co.jp/