IDC Japan、国内シンクライアント関連市場規模予測を発表
国内シンクライアント関連市場規模予測を発表
・2007年のシンクライアント端末出荷台数は、12万台超となる見込み
・2006年~2011年の年間平均成長率(CAGR)43.1%で拡大し、2011年には50万台超に
・関連コンポーネント、サービスを含めたシンクライアントソリューション市場規模は、2011年に約1,300億円に達すると予測
IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、2007年第1四半期の実績調査をもとに、シンクライアント端末出荷数および関連ソリューション市場の動向について分析を行い、その結果を発表しました。
セキュリティ、コンプライアンス対策、TCO削減、環境対策、事業継続性/災害復旧対策(BC/DR:Business Continuity/Disaster Recovery)、情報システム管理の効率化といった経営課題に対するシステムソリューションとして、シンクライアントが注目されています。
シンクライアント端末の出荷は、2006年の実績値で約8万4,000台、2011年には50万台超になり、2006年~2011年の出荷台数における年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は43.1%、関連コンポーネント、サービスを含めたシンクライアントソリューション市場規模は、2011年に約1,300億円に達するとIDCでは予測しています。
IDC Japan PCsシニアマーケットアナリストの成田 雄三は、「セキュリティ対策などの課題解決策としてシンクライアントは有効であり、今後、市場は拡大していく。シンクライアント関連ベンダーは、次世代のITインフラとしてシンクライアントソリューションの提案を行っていくべきである」と述べています。
今回の発表はIDCが発行した「国内シンクライアント市場 2006年の分析と2007年~2011年の予測:クライアント仮想化の動向」(J6020107)にその詳細が報告されています。本レポートでは、2006年までの国内シンクライアント市場実績および2007年から2011年までの市場予測を提供しています。また、製品動向として、シンクライアント、ブレードクライアント、シンクライアントシステムを構成する関連コンポーネント、仮想化ソリューションに包含されるシンクライアントソリューションの市場動向および予測を提供しています。
なお、IDCでは、シンクライアントを、ハードディスクドライブを内蔵しないネットワーク依存型のシステムデバイスとして定義し、PC市場とは独立して調査を行っています。
(※レポートの詳細については IDC Japan へお問合せ下さい。)
レポート概要はこちら
国内シンクライアント市場 2006年の分析と2007年~2011年の予測:クライアント仮想化の動向
http://www.idcjapan.co.jp/Report/Pc/j6020107.html
<参考資料>
国内シンクライアント出荷台数実績および予測、2006年~2011年
(※ 関連資料を参照してください。)
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