日本IBM、ジェイテクトにPOWER6搭載UNIXサーバーを納入
ジェイテクトへPOWER6搭載UNIXサーバーを日本で初めて納入
日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は本日、株式会社ジェイテクト(社長:横山元彦、以下:JTEKT)へPOWER6(TM)搭載UNIX(R)サーバー「IBM(R) System p(TM) モデル570」4台を日本で初めて受注、納入を完了したことを発表しました。
今回JTEKTへ納入したSystem p モデル570は、同社が新たに構築する「生販システム」に活用されます。当システムは、同社の自動車部品の生産ならびに販売の管理を行うもので、従来のホスト系システムのオープン化の一環として計画されているものです。
System p モデル570の当システムへの採用にあたり、多岐にわたる製品情報を大量かつ高速に処理するために必要とされる高いパフォーマンス、多様なアプリケーションを最小限のサーバー数で運用するための仮想化機能、加えて将来のシステムの拡張を視野にした高い拡張性と省電力機能が評価されました。また、従来であれば十数台のサーバーで構築するシステムを統合することによる、システム運用の効率化やTCOの削減を期待しています。
「IBM System p モデル570」は、2007年5月23日に日本で発表した、POWER6を初めて搭載したミッドレンジ・クラスのUNIXサーバーです。3.5GHzから最大4.7GHzのパフォーマンスを発揮するPOWER6プロセッサーを搭載しており、単一サーバーで初めて4つの主要なベンチマークテストのコア当りパフォーマンスで同時に首位を獲得しました。また、従来のPOWER5?プロセッサー搭載のSystem pに比べ2倍の処理能力を実現する一方で、電力消費量は同等に抑え、世界最速のパフォーマンスと省電力を同時に実現しています。その上、System p独自の仮想化機能の強化により、システム効率やアプリケーションの可用性が向上し、お客様のTCOの削減を可能にします。
IBMはSystem pの高い性能と多彩な機能により、お客様のIT環境をシンプルにするサーバー統合を推進するとともに、IBMが提唱するデータセンターの省エネルギーへの取り組みである「Project Big Green」を推進するための省エネルギーを実現する製品やソリューションを、今後も提供していきます。
以上
<株式会社ジェイテクトについて>
2006年1月、光洋精工と豊田工機が合併し、ジェイテクトが誕生しました。モノづくりの基盤となる工作機械、要素技術の塊である軸受(ベアリング)をベースに、ステアリングシステム、自動車用駆動系部品へと事業展開し、各事業の融合により安全で安心、快適で省エネ、環境に優しい最先端技術開発に挑戦しています。モノづくりを通じて、人々の幸福と豊かな社会づくりに貢献してまいります。詳細は下記ホームページを参照ください。
JTEKT ホームページ
IBM、POWER5、POWER6、System pは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
<関連サイト>
IBM System pトップページ
http://www.ibm.com/systems/jp/p/
IBM Project Big Greenトップページ
http://www.ibm.com/systems/jp/saiteki/cost_efficiency/energy_efficiency/
<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/