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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'01.24.Fri
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2007'10.11.Thu

静岡がんセンターとあんしん生命、がん医療の相談支援などで包括的協定を締結

がん患者・家族の悩みや不安を減らすために
「がん医療に関する相談支援等及び情報提供のあり方」について
包括的な共同研究協定を締結


 静岡県立静岡がんセンター(総長:山口建、以下 静岡がんセンター)、東京海上日動あんしん生命保険株式会社(取締役社長:岩下智親、以下 あんしん生命)、東京海上日動メディカルサービス株式会社(代表取締役社長:石井守雄、以下 TMS)は、がん医療に関する相談支援等及び情報提供のあり方について、包括的な共同研究協定をこのほど締結しました。

 三者の共同研究の目的は、(1)がん年齢に達する前の国民に対し、予防・検診の重要性やがんに関する知識をわかりやすくお伝えするためのツールの共同開発、(2)がん患者・家族の悩みや不安を軽減するサービスをスムーズに利用できるシステムの構築、(3)「ファルマバレー・プロジェクト(※1)」のもと、地元住民へのがんについての啓発活動への協力等です。

(※1)ファルマバレー・プロジェクト
 静岡県東部の富士山麓地域を舞台に、医療・健康関連産業の集積、振興を図るため静岡県が進めているプロジェクト。静岡がんセンター研究所を拠点とする医看工の分野で産官学連携による共同研究をはじめ、創薬探索研究、治験ネットワーク等のプロジェクトが、中核的支援機関であるファルマバレーセンターの支援のもとに進められている。

 本年6月に閣議決定された「がん対策推進基本計画」の分野別の取り組むべき施策として、地方公共団体や企業等との協力により「がん医療に関する相談支援及び情報提供」を進めることが掲げられています。また、企業には「がん検診の普及啓発に関する取り組み」や、「国民のがん予防行動を推進するための積極的な支援・協力」も望まれています。本研究は、この基本計画の意図を受け、対象期間を3年間にしぼって三者で共同研究を行うとともにその実践に取り組むものです。

 初年度の2007年は、まず静岡がんセンター「よろず相談(※2)」に蓄積されたノウハウを活用してTMSのメディカルアシスト(※3)で実施する、がん患者・家族に対する相談支援や情報提供機能の充実を図ります。また、若年者を含む幅広い年齢層に「がん」への関心を高めてもらうためのクイズ形式のパンフレットや予防啓発DVD等の共同開発を行います。
 次年度以降は、がん患者へのコンシェルジェサービス(出張相談・情報提供サービス)や「よろず相談」とTMSの人材交流等による相互の相談業務の拡充等をも視野に入れた共同研究を進めていきます。

(※2)静岡県立静岡がんセンターのプロファイル参照。
(※3)東京海上日動メディカルサービスのプロファイル参照。


【プロファイル】
●静岡県立静岡がんセンターは2002年9月に開院し、「患者さんの視点の重視」を基本理念に掲げた医療を実践しています。がん体験者の悩みや負担等に関する実態を調査した研究報告も、『がんと向き合った7,885人の声』(※4)として静岡がんセンターから発信されました。

(※4)厚生労働省「短期(治療後5年以内)がん生存者を中心とした心のケア、医療相談等の在り方に関する調査研究」班 「がん生存者の社会的適応に関する研究」班 「本邦に置けるがん医療の適正化に関する研究」班 いずれも主任研究者 静岡県立静岡がんセンター 総長 山口建

 また、院内にはがん患者さんやそのご家族の不安や悩みなどを解決するお手伝いをするために、医療ソーシャルワーカーと看護師による『よろず相談』を設置しており、その利用者数は年間1万人に上ります。また、前述の研究報告などをもとに静岡がんセンター研究所の患者家族支援研究部では、がん体験者の悩みや負担に関するデータベース「Web版がんよろず相談Q&A」として公開しており、その内容については逐次拡充を行っております。

●東京海上日動あんしん生命保険株式会社は、ミレアグループの中核企業であり、1996年の開業以来、お客様ニーズに合致した保険商品やサービスを開発してまいりました。あんしん生命の「がん治療支援保険」は、本当に役立つ保障とは何かを追求した保険です。例えば、がんと診断された場合の一時金(診断給付金)は、早期発見をサポートしたいとの思いから上皮内がんでも削減払いはいたしません。また、再発・転移した場合にも繰り返し診断給付金をお支払いすることができる(※5)のは、その時にこそ保険の真価が問われると考えているからです。しかしながら、これで十分とは考えておらず、今後は、もしもの場合に給付金をお支払いするという従来の保険の枠を超えて、お客様の抱えるリスクや悩み・不安を防止・軽減するサービスもあわせて提供することを目指します。

(※5)2回目以降の診断給付金のお支払いは、前回の診断給付金をお支払いすることになった日から2年以上経過している場合に限ります。

●東京海上日動メディカルサービス株式会社(TMS)は、1987年の設立以来、多くの優秀な医療専門家を擁し、医療・健康領域で社会を支える貴重なインフラを提供してまいりました。「メディカルリスクマネジメント」は、医療機関と一体となった医療事故・紛争防止サービス提供し、医療業界からも高い評価をいただいています。また、「メディカルアシスト」は、あんしん生命のお客様とご家族向けの無料電話相談サービス(※6)で、「24時間365日」対応の緊急医療相談の他に、診療科毎の専門医陣による予約相談などのメニューを取り揃え、情報提供による悩みや不安の軽減に役立っています。今後は、がんに関するより専門的な相談等にも対応できるよう人材育成や体制拡充を行っていきます。

(※6)本サービスは情報の提供であり、医療行為にあたる対応は行いません。

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