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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'01.23.Thu
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2007'11.14.Wed

アジレント、世界各国のデジタル放送用試験信号を生成できるソフトを販売

製品名: Agilent N7623B デジタルビデオ用シグナルスタジオ
      Agilent N7616B T-DMB用シグナルスタジオ

日本で採用されているISDB-Tを含む、
世界各国のデジタル放送用試験信号を生成できるソフトウェアを発表
汎用信号発生器をベースに、デジタル放送向けの計測ソリューションを強化


 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社の信号発生器向けに、日本で採用されているISDB-Tをはじめとする世界各国のデジタル放送に対応した試験信号を生成できるソフトウェア「Agilent N7623B デジタルビデオ用シグナルスタジオ」および「Agilent N7616B T-DMB用シグナルスタジオ」を発表、本日より販売、出荷を開始します。

 今回発表の2製品は、各種規格に準拠したベースバンドI/Q信号を生成する当社のソフトウェア「シグナルスタジオ」シリーズの一種として開発したものです。「Agilent N7623B」は、DVB-T/H/C、ISDB-T、DTMB、DVB-S規格、「Agilent N7616B」はT-DMB規格の信号生成に対応しています。生成した信号は「Agilent N5182B MXGシリーズ 信号発生器」および「Agilent E4438C ESGシリーズ 信号発生器」から発生します。研究開発向けには高機能の「ESGシリーズ」、量産向けには業界最速のスイッチング速度を実現した「MXGシリーズ」と組み合わせるなど、用途に応じて柔軟な構成が可能です。

 従来、「シグナルスタジオ」シリーズでは、主に移動体通信や短距離無線規格などに向けた信号生成機能を提供してきました。今回投入の2製品により、デジタル放送に向けたソリューションも強化していきます。

市場状況
 現在、欧州や日本をはじめ、世界各国で放送のデジタル化が急速に進んでいます。日本では携帯電話端末や自動車でもデジタル放送が見られる「ワンセグ」が急速に普及しており、今後も受信機出荷量の増加が見込まれています。日本では地上デジタル放送の規格としてISDB-Tが採用されていますが、欧州ではDVB-Tが、米国ではATSCが、中国ではDTMBが、韓国ではT-DMBが採用されています。そのため、世界規模で事業展開するデジタル放送受信機、部品、モジュールメーカでは、各地域の規格に合わせた機器を開発、製造する必要があります。
 しかしながら、従来のデジタル放送用信号発生器は、ある規格に特化した低価格なものと、さまざま規格に対応できる高価なものが中心となっていました。そのため、デジタル放送受信機、部品、モジュールメーカからは、低価格で各地域の規格に対応できる信号発生器が求められていました。
 アジレントでは、さまざまな規格の信号を生成できるソフトウェアを開発し、汎用の信号発生器から信号を発生することで、このニーズに対応しました。

主な特長
*日本で採用されているISDB-Tの各種信号を出力可能(N7623B):
 ISDB-Tの特長である部分受信や階層構造をサポートし、通常のデジタルテレビ放送(12セグメント)に加え、モバイルテレビ(1セグメント)やデジタルラジオ(3セグメント)にも対応しています。モバイルテレビ受信機能付きの携帯電話端末やカーナビゲーションシステムの受信感度試験にも最適です。

*ビット誤り率試験から、動画による受信動作確認まで多様な用途に対応:
 ベースバンドデータ編集ウィザード機能を実装しています。これにより、各規格の階層伝送および部分受信に完全に対応したほか、TSデータの編集などもウィザード形式で容易に行なうことができるため、多様なテスト方法に簡単に対応できます。BER(ビット誤り率)試験から、動画による受信動作確認まで多様な使い方が可能です。

*各種規格試験に1台の信号発生器で対応:
 ソフトウェアでISDB-T、DVB-T/H/C/S、DTMB、ATSC、T-DMBなどの信号生成を行ない、実際の信号発生には汎用の信号発生器を用いるという構成を採用しています。これにより、規格が変わるたびに新たな信号源を購入する必要がなくなるため、投資の保護につながります。
 また、同じ信号発生器でW-CDMAやWiMAXなどの各種無線通信規格に対応した信号も発生できます。このため、多機能化が進み、1つの端末やモジュールでデジタル放送と無線通信の両方の試験用信号が必要となった場合でも、1台の信号発生器で対応できます。

販売方針
*目標市場: デジタル放送受信機およびその部品・モジュールメーカの研究開発および製造部門向け

*参考販売価格:
 Agilent N7623B デジタルビデオ用シグナルスタジオ  40万円から
 Agilent N7616B T-DMB用シグナルスタジオ     120万円から
  ※この他に、「Agilent ESGシリーズ 信号発生器」または「Agilent MXGシリーズ 信号発生器」が必要となります。

*販売開始後1年間での販売目標: 100本

*販売・出荷開始日: 本日


お客様からのお問い合わせ先:
 計測お客様窓口 電話:0120-421-345

アジレント・テクノロジーについて
 アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2006年度、50億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
 http://www.agilent.co.jp

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