イトーキ、建材事業の強化で千葉工場を建設
千葉工場建設計画のお知らせ
~建材事業強化:国内生産拠点最適化による市場競争力向上を図る~
株式会社イトーキ(社長:金子 清孝)は、堅調なオフィスの移転、リニューアル需要を背景に今後も需要拡大が見込まれる建材製品の生産体制の強化を図るため、建材製品の生産を一括して行う新工場を千葉県千葉市の土気緑の森工業団地に建設します。
新工場は平成19年10月に着工し、平成20年11月から稼動を開始する計画で、建材事業の主要製品である間仕切りやドア製品などの生産を行います。新工場建設に関わる投資額は約60億円、平成21年には生産能力対比約50%アップを計画しています。
既存の建材製品生産拠点である京都建材工場(京都府八幡市)と野田工場(千葉県野田市)の生産機能は新設工場へ集約移転いたします。
【新工場建設の狙い】
新工場では生産能力を大幅に強化するとともに、生産拠点集約化と最新設備導入による生産効率向上、工場加工の拡大による施工コスト削減などにより価格競争力の強化を図ります。さらに、最需要地区である首都圏にある立地条件を活かした物流コスト削減と納期短縮が可能になります。
当社では建材事業をオフィス家具に次ぐ第二の収益の柱に育成・拡大する事業と位置づけています。平成21年度、建材事業分野年商約200億(平成18年度比約1.3倍)を目指します。
当社は、多様化するお客様ニーズに幅広く対応していく事業構造の構築を「利益ある成長」の観点から見直し、成長性と効率性に優れた事業基盤の強化拡充を図ってまいります。
【新工場建設の概要】
(1)名 称:イトーキ千葉工場
(2)所在地:千葉県千葉市緑区大野台2丁目5-1(土気緑の森工業団地)
(3)建築面積:19,735m2(予定)
(4)延床面積:22,146m2(予定)
(5)建物構造:鉄骨造平一部2階建
(6)着工予定:平成19年10月
(7)稼動予定:平成20年11月
(8)投資総額:約60億円(建設工事費用、生産設備費用)
(※ 参考画像は関連資料を参照してください。)