2007'12.11.Tue
多摩ソフトウエアでは、このたび大きく改訂された Windows 用テルネット サーバー「PC Telnetd 2.0」をオンラインで発売しました。軽量で堅牢な製品です。<br><br>テルネット サーバーは、UNIX では基本的なアプリケーションですが、 Windowsで動作する製品はほとんど出ていません。その理由は、 Windows/DOS の世界では少し前までネットワークが重要な存在ではなかったことと、 Windows が GUI 中心の OS であることだと考えられます。<br><br>しかし、現在は Windows でもネットワークが当たり前になり、コンピュータのリモート操作に対する必要性が高まってきました。コマンドラインだけを使用するテルネットは、GUI ベースのリモート操作ソフトウェアに比べて地味に見られますが、データ通信量が少ないため格段に高速です。また、文字列のストリームという標準化された通信手段を使用するため、任意のサーバーとクライアントを組み合わせることができます。異機種間でも問題なく接続できます。GUI アプリケーション全盛の時代ですが、奥が深く柔軟なコンソール アプリケーションの必要性は、新聞や言葉がテレビや映像によって駆逐されることがないように、今後も決して減ることはないと多摩ソフトウエアでは考えています。<br><br>PC Telnetd は、Windows NT と Windows 95/98 の両方で動作し、任意のテルネット クライアントと接続できる標準的な製品です。複数のポートを開設し、各ポートでそれぞれ複数のクライアントを受け付けます。同一コンピュータ、イントラネット、およびインターネットから接続でき、各領域ごとにアカウントに基づくセキュリティ方針を設定できます。今後も、XMODEMによるファイル転送、COM ポートへの対応、 Windows NTセキュリティ機能との統合などが予定されています。<br>
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