野村総研、システム統合運用管理ツール「eXsenju(エックスセンジュ)」のシステム監視機能を強化
システム統合運用管理ツール「eXsenju」のシステム監視機能を強化
~SAPジャパンのERPパッケージ「mySAP ERP」「SAP R/3」運用の一元管理を実現~
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、取締役社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、システム統合運用管理ツール「eXsenju(エックスセンジュ)」(Ver2.5)の「SAP連携機能」の監視機能を強化し、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:ロバート・エンスリン、以下「SAP」)が提供するERP(Enterprise Resource Planning)パッケージ「mySAP ERP」「SAP R/3」の運用の一元管理を実現しました。
企業における業務処理コストの削減、管理会計のスピードアップ、リアルタイムに事業内容を把握することによる意志決定など実現することから、ERPパッケージは多くの企業で採用されてきました。最近では、日本版SOX法への対応や会計不祥事の防止などのガバナンス、リスク管理、コンプライアンスといった側面から、企業の内部統制を実現する手段としてERPパッケージの導入が再び注目されています。
その一方で、既存システムに新たなシステムを追加すると、システムが巨大化し、運用コストの増加、運用品質の低下など、システム管理面での新たな課題が発生しているケースが多々あります。ERPパッケージの導入においても同じ課題が考えられます。
これらの課題解決策の一つとして、複雑するシステム運用を簡素化、自動化する手段として、個々のシステム運用管理を一元的に管理することが求められています。これを実現するのが、システム運用管理業務の自動化・効率化・標準化を実現する運用管理システム基盤の「eXsenju」です。
このたび、NRIでは、「mySAP ERP」「SAP R/3」を監視する「eXsenju」(Ver2.5)の「SAP連携機能」に、(1)SAP CCMSモニタの制御を「eXsenju」(Ver2.5)の管理コンソール上で行うことを可能とする監視項目と、(2)「mySAP ERP」「SAP R/3」の稼働状況を表す特徴的なパフォーマンス情報を収集する監視項目を追加しました。これによって、SAPのCCMSモニタにて検出されたアラート情報をすべて「eXsenju」(Ver2.5)のブラウザ上で集約して、一元的にシステムを監視運用することが可能となりました。
◆製品に関するお問い合わせ先
野村総合研究所 千手インフォメーションセンター http://senjufamily.nri.co.jp/
TEL:0120-736-580 E-mail:senjuinfo@nri.co.jp
(※ 参考資料あり。)