リニアテクノロジー、高効率の定電流白色LEDドライバ「LT3591」を発売
リニアテクノロジー、新製品「LT3591」を販売開始
最大10個のLEDをドライブするショットキー内蔵の小型で高効率の白色LEDドライバ
2007年3月6日-リニアテクノロジーは、2mm×3mm DFNパッケージで供給される高効率の定電流白色LEDドライバ「LT3591」の販売を開始しました。LT3591は2mm×3mmの8ピンDFNパッケージで供給され、1,000個時の参考単価はいずれも176円(税込み)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。
LT3591はショットキー・ダイオードを内蔵しているので、外付けダイオードに伴うコストとスペースの追加がありません。独自のハイサイドLED電流センス方式により、LEDのカソードをグランドに直接接続できるので、1線電流源を構成します。LT3591は78%を超える効率で1セル・リチウムイオン・バッテリで、最大10個の白色LEDをドライブするように設計されています。1MHzでスイッチングを行うので、小型のインダクタやコンデンサを使用可能であり、重要なRF周波数帯域からスイッチングノイズを排除します。LT3591は高効率、低ノイズで、ソリューション全体の実装面積が極めて小さいので、バックライト用に最大10個の白色LEDを必要とするハンドヘルド・アプリケーションに最適です。
LT3591は定電流源として動作し、温度、製造の許容誤差、経年数によるLEDの順方向電圧降下のばらつきに関係なく各白色LEDに同一の電流を供給するので、均一なLED輝度が得られます。また、True Color PWM(TM)調光により、最大80:1の広い調光範囲が可能です。この他に、LEDが切断されている場合の出力電圧制限、±5%のリファレンス精度などを特長としています。
LT3591の特長
・3V電源で最大10個の白色LEDをドライブ
・ハイサイド・センスにより、"1線電流源"が可能
・ショットキー・ダイオードを内蔵
・調光とシャットダウンを1つのピンで実現
・80:1のTrue Color PWM(TM)調光範囲
・42VのオープンLED保護
・1MHzのスイッチング周波数
・±5%のリファレンス精度
・VIN範囲:2.5V~12V
・高さの低い(3mm×2mm×0.75mm)8ピンDFNパッケージ
フォトキャプション:
最大10個の白色LEDをドライブする、ショットキー内蔵の小型LEDドライバ(c)2007 Linear Technology
(注)VINのINは下付
以上