ビートコミュニケーション、生協に組合間情報共有でSNSを導入
生協が組合間ソーシャルネットワークで知識や情報共有を開始
信頼関係の再生と企業活動の活発化を狙う
■概要
日本生活協同組合連合会(本部:東京都渋谷区、会長:山下 俊史、以下 生協)が組合間に社内SNSを導入した。既に一部の地域生協間で活用が始まっており、今迄以上にスピーディーな知識や情報共有、プロジェクトチームの運営強化が期待される。
■詳細
導入は生協事業企画室の音頭取りで行われ、具体的にはファイル共有機能や、参加者の間で「教えあい、学びあい」が可能なQ&Aなどの機能が、各地域の生協間で本格的に活用され始めている。
また今回、特徴的なのはSNSが複数の生協間にまたがるプロジェクトチームで活用されている点である。生協における課題別のプロジェクトチームの展開は、通常、複数の生協の担当者が毎週ミーティングを開くため、東京から北海道まで対面会議に集まらなくてはならない。各ミーティング間の情報の共有やコミュニュケーションの改善、それと地域間格差の解消がプロジェクトチーム運営の課題の1つだった。
情報のやりとりを全てSNSに集中して行った結果、対面会議の効率化、及びスピードアップ効果につながっている。組合間SNSは従来型のグループエアやWebサイトに比べて日記などを通した感情の共有を促進し、参加者の間に信頼関係を醸成する「仲間意識の強化」が特徴的である。自主的に組合間SNSに対する情報の集中や議論の集中が行われ、参加者間に醸成された信頼関係の下、「地域間格差を解消する効果がある」と生協の担当者は語る。今後は社内SNSという「人材や情報を短期間で収集できる」攻めの情報収集ツールを用いて、人間関係の再生と企業活動の活発化を狙う。
【 株式会社Beat Communication 会社概要 】
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-28 AXIA青山906
設 立:2004年1月6日
資本金:35,000,000円
代表者:代表取締役 村井 亮
URL:http://www.beat.co.jp/
ソーシャルネットワークを通じてさまざまなライフスタイルを提案する会社。
社内SNS「Beat Office」、クローズド型SNS「Beat Pro」、オープン型SNS「Beat Media」、内定者のSNS「Beat Recruit」など、数々の今迄になかった新しいSNSパッケージを手掛けてきている。