-中国における株式投資の意識調査を開始、日本で商品化へ-
中国情報専門ポータルサイト「中国情報局」を運営する株式会社サーチナ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:端木正和 もとき・まさかず)は、このたび、中国の最大手証券会社である国泰君安証券(本社:上海、CEO:劉慧敏、以下国泰君安)と、投資家の株取引に関する意識調査の分野で業務提携をしましたので、お知らせいたします。
サーチナは国泰君安が顧客向けに無料配布しているオンライン・トレーディング・ソフト「大智慧」に、株式投資に関する意識調査アンケートのシステムを提供します。中国の投資家の生の声で構成された調査データを両社が共有することになります。サーチナではさらに独自に分析及び日本語訳を行い、レポートとして商品化を進めます。
近年、中国経済の急成長に伴い、中国株は中国経済を図る重要な指標として注目されています。日本では中国株の個別銘柄や関連ファンドを取り扱う証券会社も確実に増えてきました。
中国株の浸透に伴い、今後、中国の投資家による株取引動向や市場分析などの情報に関するニーズが見込まれます。サーチナは国泰君安のネットワークを活用することで、従来のアナリストレポートだけでなく、これまでにない新しいタイプの中国株情報を提案していきます。
サーチナは以前より中国株情報を配信しています。「中国情報局」傘下コンテンツ「中国株速報」や中国上場企業データベースサイト「中国企業網」を運営するほか、中国上場企業の情報誌『中国企業情報』を刊行しています。また、中国株を取り扱う日本の証券会社に対して、中国株価情報や個別銘柄ニュース、市況分析レポートなどの情報及びシステムをASPサービスとして提供しています。
中国株投資は、2008年の北京五輪や2010年の万博開催に向けて、ますます盛り上がりを見せていくと思われます。サーチナは、今後も付加価値の高い中国株情報を提供し、日本における中国株の浸透に貢献してまいります。
◆サーチナの中国株情報配信における主な取り組み
2000年 2月:「中国情報局」傘下に中国株総合情報サイト「中国株速報」
を開設。中国株(本土と香港)株価の配信、中国上場企業
の基本データ、銘柄ニュースなどを提供。
2000年 7月:中国株情報を携帯電話端末へ配信するサービスを開始
2001年 3月:ASP事業(中国株情報及びシステムの提供)を開始
東洋証券へASPサービスを提供開始
2001年 5月:中国上場企業データベース「中国企業網」を開設。無料検
索サービスを提供するとともに、有料サービスとして、企
業情報データベース詳細情報の検索・分析レポートなどを
提供。
2001年 8月:内藤証券にASPサービスを提供
2001年 8月:日本初の中国上場企業情報誌『中国企業情報』2001年度版
を出版。以降、毎年刊行へ。
2001年 9月:東洋証券提供サービスをグレードアップ、リアルタイム株
価など提供へ
2002年 4月:中国株の入門書として、単行本『入門「中国株」の買い方
がよくわかる本』(中経出版、2002年)を出版
2002年 4月:日本事業通信網へASPサービスを提供
2002年 7月:『中国企業情報』2002年度版を出版
2002年11月:株式市場新聞に中国株株価を提供
2002年12月:上海証券取引所の一次情報ベンダー「上海証券信息有限公
司」と業務提携
2003年 2月:岡三証券にASPサービスを提供
2003年 2月:毎日新聞「アジアの目」に情報及びシステムを提供
2003年 7月:『中国企業情報』2003-2004年度版を出版
2003年 8月:インフォシークにASPサービスを提供
2003年10月:中国の最大手証券会社の国泰君安と業務提携
2003年10月:新光証券にASPサービスを提供
◆国泰君安について
国泰君安は、全国に112支店を有する中国国内最大手の証券会社です。2001年には中国の証券会社の総合的な実力で第1位に輝き、公募総額や引き受け企業数、債券ブローカー総額などの指標でも首位を誇っています。特に中国株の中でも現在までに日本人を含む外国人に取引を開放しているB株取引に強みを持っています。
所在地:上海市延平路135号
登録地:上海市浦東新区商城路
設 立:国泰証券有限公司と君安証券有限公司の
合弁再編により、1999年8月に設立
資本金:37億元
支店数:112店舗
従業員:約4000人
■本件に関するお問い合わせ・取材等のお申込み先
広報部 佐藤詠秒(さとう えいみ)
press@searchina.ne.jp
TEL:03-5348-6695 FAX:03-5348-6696