「JDL新製品ニュース」 平成16年6月1日 手書きの経理伝票を高速・高精度に読取り、仕訳データに変換!
株式会社日本デジタル研究所(略称JDL)は、圧倒的な高速・高精度で漢字を含めた文字認識を行い、手書きの経理伝票を仕訳データに変換する『ACCOUNTING OCR 漢字500』を、平成16年6月1日より販売開始いたします。 当社は、会計事務所業界で唯一手書き漢字の認識に対応する「漢字OCR」をご提供しておりましたが、新製品『ACCOUNTING OCR 漢字500』は、当社従来製品比約1.5倍の速度向上により500仕訳/分の高速読取りを実現し、会計データの入力業務を大幅に省力化いたします。また、LANシステムでの共有利用やPCへの接続に対応するとともに、高解像度600dpi対応の「フルカラーイメージスキャナ機能」も搭載し、フレキシブルなシステム運用と多彩な活用を実現いたします。 また、ACCOUNTING OCR 漢字500は、大幅な性能向上と共に、標準価格は当社従来製品比34%ダウンの48万円(ソフトウェア別)という低価格でのご提供を実現しました。
当社JDLは、早くから経理伝票を読取り、仕訳データ化するOCRの開発に取り組み、これまでも業界最高水準の読取り速度、認識精度を実現した製品をご提供して参りました。また、手書き漢字を正確に認識する「漢字OCR」は、会計事務所業界で唯一、当社だけがご提供している製品です。当社のOCRは、発売開始以来、会計事務所における記帳代行業務効率化の切り札として、また、伝票数の多い企業における入力業務効率化のソリューションとして、多数の導入実績を誇っております。 ACCOUNTING OCR 漢字500は、手書きの経理伝票を500仕訳/分※1(摘要欄のイメージ処理にも対応し、その場合には740仕訳/分※1)という圧倒的な速度で読取り、仕訳データへと変換いたします。また、文字の認識につきましては、経理伝票に手書きされたJIS第1水準漢字、JIS第2水準漢字の一部、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、「-」「〃」など33種類の記号の認識に対応し、「摘要単語辞書管理機能」「単語照合機能」「数字認識機能」「自動学習機能」といったJDLの独自技術により、正解認識率99%※2の高精度を実現しております。さらに、読取り後のデータは、摘要欄の手書き漢字も、キー入力したデータと同様の形式で記録されますので、記入された文字を指定してデータ検索などが行えるとともに、帳表印刷の際もイメージ印字ではなく、活字での美しい印字を実現いたします。 またACCOUNTING OCR 漢字500は、LANシステム上での共有利用にも対応し、漢字OCRが接続されていないワークステーションでも経理伝票の読取り処理を行うことができますので、システム全体でフレキシブルに漢字OCRが活用できます。加えて、USBインターフェイスを備え、PCとの接続にも対応していますので、当社コンピュータ製品のみならず、PCによって会計処理されている方々においても、データの入力業務の効率化を実現します。さらに、標準搭載のTWAINドライバにより、600dpiのフルカラーイメージスキャナとして、ビジネス書類の電子データ化にも活用いただけます。 読取り速度の大幅な向上に加え、大幅なプライスダウンを実現したACCOUNTING OCR 漢字500は、フレキシブルなシステム運用を実現しながら、会計データの入力に掛かる手間と時間を大幅に削減し、業務の効率化と経営資料の早期作成を実現いたします。 ※1 A4漢字認識伝票:出納帳[26行]相当読取り時、当社テストデータによる実測値です。尚、読取り速度は、接続されるホストコンピュータによって変化します。 【価格】 ACCOUNTING OCR 漢字500・・・48万円 ソフトウェア:OCR財務(漢字500)・・・14万円
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