社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が提唱するECALS(イーキャルス)の部品分類体系で
半導体・一般電子部品を分類分けし、メーカを横断的に検索できる
“ELISNET電子部品情報検索サービス”を開始しました。
ECALSは、半導体・一般電子部品を広範囲に分類体系化した、エレクトロニクス業界初の
標準とされております。エリスネットでは、こうした業界動向に合わせ、従来の独自で
定義した分類体系で構成し、提供して参りました”ELISNET電子部品情報検索サービス”を、
業界標準で再構築し、これまでのサービスに替えて提供するものです。
1.背景
1990年の会社設立当初より、エリスネットが独自に定義した分類で国内外の半導体・一
般電子部品メーカのカタログ情報をデータベース化し、部品情報をご利用になる多くの
企業、学校、研究所、公的機関の方々に検索、閲覧されて参りました。
1998年からは、実装機用部品寸法データMDL、ピンアサインデータ等をデータベース化
し、1999年にはインターネットによる部品の販売サイトを、ELISshop(エリスショップ)
という名称で開始、2003年にはスパイスライブラリ作成サービスをリリースして参りました。
一方エレクトロニクス業界では、部品技術情報の体系を標準化する活動が1994年頃より
本格化し、エリスネットは積極的にこれに参加、現在の社団法人電子情報技術産業協会
(JEITA)の提唱するECALSを普及促進して参りました。
”ELISNET電子部品情報検索サービス”では、2002年4月に一般電子部品のECALS化を行い、
半導体につきましても準備を進め、本年6月から全てECALS分類体系に移行致しました。
2.ECALS化のメリット
業界標準であるために、情報提供側企業にも、活用側企業の双方に利点があります。
提供側は、業界標準の部品技術体系で自社部品情報を作成でき、活用側に同一のフォー
マットで提供できるメリットがあります。
一方、活用側のメリットは大きく、それまでの部品管理システムをECALS分類体系に
再編成しておけば、部品メーカから提供される納入仕様情報や、弊社で提供する情報
検索サービスとも一体化し、PDM(Product Data Management)の一元管理ができるよう
になります。
例えば、それまで事業所ごとに異なる部品名で登録されていた部品が、共通名称にな
るなど、コスト面で大きな削減要素があります。
弊社では、このようなECALS分類体系のPDM構築支援を行っております。
3.ECALS化したELISNET電子部品情報検索サービス
メーカ数:国内外180社
部品数:100万点
サービス開始:6月から
4.利用料金
・インターネット利用:10名で年間ご利用の場合
96,000円(税込100,800円)
・PDMでの一括利用:年間の契約料
利用範囲に応じてご相談下さい。
詳細情報はこちら
http://www.elisnet.or.jp/
ECALS部品情報の作成
詳細情報はこちら
http://www.elisnet.co.jp/service/device_search/device_search_index.cfm
5.今後の展開
1)各工業界の技術標準にあわせた部品情報の拡充とさらなる充実
2)電子部品における環境情報の整備など
<お問い合わせ先>
株式会社エリスネット 営業部
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-4-14 平河町KSビル5F
TEL:03-5275-3699 FAX:03-5275-3840
URL:http://www.elisnet.co.jp
・電子部品情報検索「ELSINET」
URL:http://www.elisnet.or.jp
E-Mail : elisnet@elisnet.or.jp
・部品販売「ELISshop」
URL:http://www.elisshop.com
E-Mail : elisshop@elisnet.or.jp