2007'08.04.Sat
あなたの不況体験談募集
第1回「ハート賞」募集のお知らせ
真の不況対策はあなた自身の体験である――ハート出版(東京・日高裕明社長)は、不況に伴うさまざまな困難と闘っている人、困難を克服した人の体験談を募集している。<br> 「ハート賞」は、「感動」をメインテーマに、その世相において旬の話題を取り上げ、一般から原稿を募集する趣旨で、今年創設された。今回が初の募集になる。<br> 第一回のテーマは「暗い世相をぶっとばせ〜私の不況【感動】体験記」。<br> 不況が長引き、リストラによる解雇、ローン地獄、就職難など、さまざまな問題が出てきているが、いまだに具体的な解決案は見つかっていない。<br> 学者や評論家がさまざまな角度から不況対策を検証しているが、決定打にはなっていない。<br> しかし、これだけ不況が続いているのに、不況に伴うさまざまな困難を実体験した人の声があまり聞こえてこない。書店にも学者や評論家による不況対策の本はあるが、一般市民による体験談はほとんどないのが実状だ。<br> ハート出版では、そうした一般市民による体験談が、読者に困難に立ち向かう勇気を与え、不況脱出のための一筋の光明になることを期待している。<br> 募集要項は、長編部門はB4四〇〇字詰め原稿用紙三〇〇枚前後。短編部門は原稿用紙一〇枚前後。締め切りは8月31日(消印有効)。発表は9月下旬、受賞者のみに通知。出版時期は 月を予定。<br> 応募状況によっては、受賞者なしの場合もある。<br> ハート出版では類書として、「自己破産」(山下幸明著)を出版している。<br> 経済的に行き詰まった人の最終手段が自己破産である。裁判所に申請し、自分の全財産を債権者に公平に分配する手続きのことだが、近年の不景気の影響で、破産者が急増している。その数は年間6万人を超えると言われている。<br> 「自己破産」は、実際に自己破産して、人生を再生した中年男性の体験記である。多重債務、夜逃げ……苦難の時代から、免責決定、再就職までの遠くて長い道のり。<br> 不況を乗り越える一つの知恵として注目したい。
【関連URL】 http://www.j-link.ne.jp/heart/
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