第一化学薬品、全自動血液凝固分析装置「コアプレスタ2000」を発売
第一化学薬品、
全自動血液凝固分析装置「コアプレスタ(R)2000」を発売
積水化学グループの第一化学薬品株式会社(社長:蘆田伸一郎、本社:東京都中央区、以下「第一化学薬品」)は、全自動血液凝固分析装置「コアプレスタ(R)2000」を1月24日(水)に発売しました。
第一化学薬品は、全自動血液凝固分析装置を1999年(平成11年)11月に、同社として初めて市場に投入し、血液凝固疾患検査用試薬「テストチーム」「ナノピア」シリーズと共に医療に貢献してまいりました。この間、数多くの「お客様からのご要望」をいただき、試薬と分析装置の両面から開発できる強みを活かし、従来機種の改良でなく新しい次世代型の血液凝固分析装置として使い易い血液凝固分析装置をめざし、「高性能、コンパクト、簡単操作」というコンセプトのもとに「コアプレスタ(R)2000」を開発しました。
本装置の主な特長は
・凝固時間法、合成基質法、ラテックス比濁法の3つの測定原理に対応
・処理速度は最大400テスト/時間の高速処理が可能
・検量線自動切替機能を搭載
・血液凝固分析装置として初めて「QRコード」を採用
です。
特に、検体と試薬の分注部位(プローブ)は生化学自動分析装置並みの高機能と高精度を兼ね備え、さらに、「QRコード」と「タッチパネル方式」を組み合わせることによって、キーボードやマウスの使用による煩わしさや入力ミスのリスクから開放され、より簡単で正確な分析情報の入力を実現しました。
本装置は、株式会社島津製作所(社長:服部重彦、本社:京都市中京区)が製造を担当し、第一化学薬品が販売します。販売台数は、初年度100台を見込んでおり、海外展開も積極的に進める計画です。
なお、国内販売は、ベックマン・コールター株式会社(社長:久野正人、本社:東京都江東区)と提携し、販売体制を強化していきます。
以上
【ご参考】
コアプレスタ(R)2000 標準装備一式 希望納入価 1,400万円
(※添付資料あり)