三菱重工、ブザータイプのアンテナ分離型ETC車載器「MOBE-7EX」を発売
簡単操作、ブザータイプのアンテナ分離型ETC車載器「MOBE-7EX」を発売
機能を絞って低価格化を実現
三菱重工業は、機能を絞ることで低価格化を実現したアンテナ分離型ETC車載器「MOBE-7EX」を2月1日から発売する。操作はカードの抜き差しだけ、音声案内はブザーのみという簡単操作タイプで、必要なETCの本体機能のみ万全であればそれで十分、と割り切るユーザーに最適。価格は、アンテナ分離型としては業界最安値ランクの10,500円(消費税込み)。
MOBE-7EXは、本体幅74mm、奥行123mm、高さ20mmで、カラーは落ち着いたディープブルー。日本語の音声案内や各種操作ボタンをなくしたシンプル機能&ボディで、アンテナの取り付けは、ダッシュボード上のほか、同梱のアタッチメント使用によりフロントガラスへの貼り付けも可能。カードの誤挿入を防ぐピクトグラム※を採用したほか、LED(発光ダイオード)の点灯により、カードの挿入状況を確認できる。電源は、従来機種と同様、12V/24V両方に変換器なしで対応可能とした。
ETC車載器は、利用者のみを対象とした各種割引制度の導入などが奏効して急速に普及、セットアップ件数は1月11日現在で1,550万台を突破し、首都高速道路での利用率は72.8%に達している。この趨勢は、東日本高速道路株式会社と中日本高速道路株式会社がそれぞれ2月1日から開始するETC普及促進のための新規ETC車載器購入助成キャンペーンや、阪神高速道路株式会社と西日本高速道路株式会社が2月19日から共同で実施する謝恩キャンペーンなどを新たな追い風として、今後、さらに勢いを増していくものと見られる。
当社は、このような状況を踏まえ、これまで、セパレートディスプレイを搭載したフラッグシップモデルのMOBE-450を筆頭に、高機能・最小クラスのスタンダードタイプMOBE-400(2色)、業界唯一の液晶ディスプレイ付アンテナ一体型MOBE-110、熱線反射ガラス搭載車対応のアンテナ車外設置タイプMOBE-201など、多彩なETC車載器を投入してきたが、今回、簡単操作・低価格タイプのアンテナ分離型MOBE-7EXを加えることで、ますますラインナップを充実、増加するETCユーザーの多様な要望に的確に応えていく。
※ ピクトグラム=文字にかわって事物や概念を示すために用いられる視覚記号
MOBE-7EXの基本仕様
※添付資料を参照
以 上