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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2007'07.06.Fri

NEC、製品開発時の機密情報を管理する「技術情報漏えい対策ソリューション」を発売

業界初、製品開発時の機密情報をデータからモノまで統合的に管理する
「技術情報漏えい対策ソリューション」を発売

~PDMソフト「Obbligato II」とRFIDを活用し、設計データや試作品など全ての開発情報をきめ細かく管理~


「技術情報漏えい対策ソリューション」に関する情報

 http://www.nec.co.jp/effort/ubiquitous/obrf/


 NECは、製造業における設計図面や部品表など製品開発に関わる様々な”機密データ”に加え、RFID(ICタグ)の活用により紙文書や試作・サンプル品などの”機密現品”の管理も可能とした「技術情報漏えい対策ソリューション」を商品化し、本日より販売活動を開始いたしました。
 製品開発時において、”データ”だけではなく”モノ(機密現品)”まで含めて、ものづくりに関わる全ての機密情報の確実な管理と活用を可能にするソリューションは、業界で初めてであります。

 新ソリューションは、国内のPDM(Product Data Management:技術情報管理)ソフトウェアでトップシェア(注1)を有するNEC製「Obbligato II(オブリガート・ツー)」と、NECが得意とするRFIDシステムを組み合わせたものであります。従来のPDMシステムでは管理対象外であった機密現品も含めた情報全体を、「Obbligato II」によりワンストップで管理できることが最大の特長となります。具体的には、

(1)電子データ化されている図面・部品表・仕様書などの開発情報を「Obbligato II」で管理し、データ化できない試作・サンプル品や紙文書などの機密現品にはRFIDタグを付けて現品の内容や保管場所を管理。「Obbligato II」が、データと、モノに紐づいたRFID情報(どこに何の現品があり、いつ誰が利用し返却したか等)を統合的に管理。
(2)「Obbligato II」で、プロジェクト・所属部門・役職などに応じたアクセス制御や、閲覧中・返却済みといったステータス管理を行うことで、きめ細かなセキュリティ対策を実現。また、各種認証システムとの連携により、さらに強固な技術情報管理が可能。


 「技術情報漏えい対策ソリューション」の価格ならびに出荷時期は以下のとおりであり、NECは今後3年間で、製造業50社への販売を目指しております。

 商品名:技術情報漏えい対策ソリューション(注2)
 商品内容:Obbligato II
        RFID Manager Standard
        RFID Manager 開発環境
 価格(税別):385万円~(注3)
 出荷開始:2007.1.29


 昨今、製造業においては、設計・生産の最適化や市場投入の迅速化に向け、グローバルレベルでの分散開発やパートナー企業との協調開発が増加しております。これに伴い、開発情報の強固な管理がますます重要になっています。従来、設計図面や仕様書など電子データ化されているものはシステム管理が可能でしたが、試作・サンプル品をはじめとする現品や紙文書や各種媒体などの”モノ”は属人的な管理が中心であったため、管理の厳格化が課題となっておりました。新ソリューションは、こうした製造業特有の課題を解決し、製造業の競争力の源泉とも言える製品開発情報のセキュリティを高めるものであります。


 「技術情報漏えい対策ソリューション」の概要は、以下のとおりです。


(1)PDMソフトウェア「Obbligato II」とRFIDシステムを組み合わせ、機密データから機密現品まで製品開発にかかわる全ての情報をトータルかつきめ細かに管理
・設計図面や部品表など製品開発に関わる様々な技術情報を製品ライフサイクル全体に渡って管理する「Obbligato II」が、従来のPDMソフトでは管理対象外であった現品管理も実現。電子データ化できない試作・サンプル品や紙文書などの現品、現品を入れた「通い箱」などにRFIDタグを付けて個々のIDを付与。「Obbligato II」が、機密データと共に、現品に紐づくIDをリアルタイムに管理することで、現品が今どこにあるかといった情報も関係者が共有できる。

・「Obbligato II」の機能により、所属プロジェクト・部門・役職などに応じたアクセス制御や閲覧中・返却済みといったステータス管理ができ、製品開発情報のきめ細かなセキュリティ対策を実現。これにより、機密情報漏洩の防止や現品棚卸し管理の効率化が可能。尚、「Obbligato II R7.2」(本年1月15日発売)は、プロジェクトメンバの負荷を平準化するリソース管理機能を強化し、ヒトとモノのより円滑な管理が可能。

・本ソリューションは、RFIDリーダ・ライタなどのデバイス管理やアプリケーション連携を支援するNEC製RFID ミドルウェア「RFID Manager」を用いており、迅速なシステム構築が可能。

(2)入退出管理などの認証システムと連携し、強固な開発情報の管理を実現
 社員ICカードを利用した入退出管理システム、機密現品を保管する部屋や棚に設置する監視カメラ、警告灯などと「技術情報漏えい対策ソリューション」を連携することで、より強固な技術情報管理が可能。例えば、特定プロジェクトに参画している担当者がICカードを用いて機密保管室に入った際、その社員のID・所属プロジェクト・現品の関連性が「Obbligato II」でチェックされることにより、当該プロジェクトに関係する資料やサンプル品を持ち出すことはできても、他のプロジェクトに関係する品を持ち出そうとした際には警告灯が点滅したり管理者にアラームで通知されるなど、二重三重の管理ができる。


 NECは新商品の発売を推進力とし、「Obbligato II」やRFIDシステムを活用して、企業の競争力強化に貢献するソリューションの開発・販売をより一層進めてまいります。

 「技術情報漏えい対策ソリューション」の詳細は、別紙および以下のURLをご参照下さい。


以 上


(注1)出所:(株)テクノシステムリサーチ「2006年PDM/PLMビジネス市場分析調査」(2006年11月)
(注2)掲載システム商品以外に、企業ニーズによっては、RFIDアンテナ、リーダ・ライタ、RFIDタグを組み合わせた導入が必要。さらに、セキュリティを強化するオプション製品として、入退室管理システム、警告灯、監視カメラなどがある。
(注3)「Obbligato II」は1サーバ5クライアント構成。Obbligato IIとRFID連携機能については、企業ニーズに合わせて個別に見積り。
*本文に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。


 「技術情報漏えい対策ソリューション」に関する情報 http://www.nec.co.jp/effort/ubiquitous/obrf/


■本件に関するお客様からのお問い合わせ先
 NEC 第一製造ソリューション事業部 CPCソリューション推進部
 電 話:(03)3456-7474
 E-mail:oblsales@cpc.jp.nec.com

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