セールスフォースなど、「Salesforce」上での複雑な見積作成ができるソフトを発表
見積書作成までの一貫した営業ワークフローを「Salesforce」で初めて実現
「Cincom 見積エキスパート for AppExchange」を発表
~「Salesforce」から複雑な製品構成の見積書が短時間で作成可能に~
オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーである株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 宇陀 栄次、以下 セールスフォース・ドットコム)と、シンコム・システムズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役ゼラルド・エル・ショーン、以下 シンコム)は、「Salesforce」上での複雑な見積作成を可能にする「Cincom 見積エキスパートfor AppExchange」を発表しました。「Cincom 見積エキスパート for AppExchange」は、オンデマド・プラットフォーム「Apex(エイペックス)」上に構築されたアプリケーションで、以下のサイトから利用可能です。
http://www.salesforce.com/jp/appexchange
「Cincom 見積エキスパート for AppExchange」は、シンコムが2000年から提供しているナレッジ・ベースの見積ソリューション「Knowledge Builder(ナレッジ・ビルダー)」を「AppExchange」対応することにより、オンデマンドで提供可能になったものです。この「Knowledge Builder」の導入企業には、4日間を要していた見積作成の作業を15分に短縮した企業もあり、業務の効率化においても高い実績を持っています。「Cincom 見積エキスパート for AppExchange」では、「Salesforce」と連携して製品構成や販売チャネルが多岐にわたる複雑な見積も、フローに従って項目を選択していくだけで、短時間で容易に作成することが可能です。
「Salesforce」に標準搭載されている機能だけの場合、複雑な見積書作成をワークフロー上で実行するためにユーザごとのカスタマイズが必要ですが、「Cincom 見積エキスパート for AppExchange」を利用することで、ユーザは「Salesforce」の見積作成機能を強化し、見積書の構成が複雑多岐にわたる場合でも、顧客情報管理、商談管理、見積管理、売上管理に至る一貫したワークフローでの営業管理が可能になり、企業内での「Salesforce」の活用度のさらなる向上を図ることができます。メインフレームを含む幅広いバックオフィス・ソリューションとして高い評価を得ている「Knowledge Builder」と、フロントオフィス業務において高い実績を持つ「Salesforce」との組み合わせにより、生産管理などのバックオフィス業務との連携が確立でき、正確な生産計画も立てられるようになります。これらのメリットにより、「Cincom 見積エキスパート for AppExchange」は、メーカーや販社などでの利用が期待できます。
■ApexおよびAppExchangeについて
「Apex」は、次世代のビジネスアプリケーション向けのオンデマンド・プラットフォームです。従来のカスタマイズやインテグレーションの手法を刷新し、CRMにこだわらず、全く新しいオンデマンド・アプリケーションを実現します。すべての「Apex」コンポーネントおよびアプリケーションは、「AppExchange」を通じて、共有、交換、インストールを容易に行うことができ、「Apex」による革新がオンデマンド・コミュニティ全体に大きな利益をもたらします。
「Cincom 見積エキスパート for AppExchange」は、世界初のオンデマンド・アプリケーション・デイレクトリ「AppExchange」から利用できます。「AppExchange」上では、現在、日本で60以上、全世界では500以上におよぶアプリケーションが提供されています。「AppExchange」についての詳細は、以下のWebサイトをご覧ください。
http://www.salesforce.com/jp/appexchange
「Apexプラットフォーム」は、現在利用可能です。「Apexプログラミング言語」は、開発者プレビューが現在利用可能で、一般ユーザ向けとしては、2007年後半からベータ版の提供開始を予定しています。
シンコム・システムズ・ジャパン株式会社のマネージング・ディレクター 石村弘子は、次のように述べています。「『Cincom 見積エキスパート for AppExchange』は、当社にとって初のオンデマンド・ソリューションです。このソリューションは、『Salesforce』の利便性を大きく向上し、ユーザに多大なメリットをもたらすものと確信しています。当社は、これをきっかけに、今後も様々なオンデマンド・サービスを提供していく予定です」
【 シンコム・システムズ・ジャパンについて 】
シンコム・システムズ・ジャパンは、1976年の設立以来、30年以上にわたり、メインフレームから最新IT製品まで、幅広い製品・サービスを提供しています。米国オハイオ州に拠点を置く本社(米国Cincom systems社)は、米国では最も古いソフトウェア企業として知られています。同社の創設者 兼 CEOのトーマス・ニースは、米国スミソニアン協会により、ソフトウェア産業を設立したリーダーとしても認められています。
http://www.cincom.co.jp
【 セールスフォース・ドットコムについて 】
セールスフォース・ドットコムは、オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーです。同社のオンデマンド・アプリケーション「Salesforce(セールスフォース)」を利用することにより、顧客企業の営業、サポート、マーケティング部門の支援やパートナー情報の共有および一元管理がオンデマンドで行うことができます。また、同社の世界初のオンデマンド・プラットフォーム「Apex(エイペックス)」を利用することで、強力なオンデマンド・アプリケーションを構築し、マルチ・テナントとBusiness Webのメリットを、CRMを超えた領域にも拡大することが可能となります。すべての「Apex」のコンポーネントとアプリケーションは、オンデマンド・アプリケーション・ディレクトリ「AppExchange(アップエクスチェンジ)」<http://www.salesforce.com/jp/appexchange/>を通じて、容易に共有・交換・インストールすることができます。さらに、ユーザがサービスを最大限有効に活用できるよう、トレーニング、サポート、コンサルティング、ベストプラクティスといった導入支援のためのサービス「Successforce(サクセスフォース)」も提供しています。
2006年10月31日現在、同社サービスは、みずほ情報総研株式会社、損保ジャパンDC証券株式会社、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、日清フーズ株式会社(敬称略、順不同)を含む、世界27,100社、556,000ユーザに利用されています。
本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。
セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。詳しい情報は、<http://www.salesforce.com/jp/>をご覧ください。
【 一般の方のお問合せ先 】
株式会社セールスフォース・ドットコム
TEL:03-5793-8301 E-mail:info@jp.salesforce.com URL:http://www.salesforce.com/jp/
シンコム・システムズ・ジャパン株式会社
TEL:03-3438-2792 E-mail:info_csj@cincom.co.jp URL:http://www.cincom.co.jp/