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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.11.Tue
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2007'07.09.Mon

STマイクロ、カメラ付き携帯電話市場向け2Mピクセル・カメラ・サブシステムを発表

STマイクロエレクトロニクスは、携帯電話用カメラ・ファミリを拡充する
高集積2Mピクセル・モジュールを発表

豊富なパッケージ・オプションとオンチップ機能により、低コストで高画質の
カメラ付き携帯電話用イメージング・システムを提供


 CMOSイメージング・テクノロジーにおける世界的リーダーであり、携帯電話向けカメラ・モジュールの世界最大のサプライヤ*であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、市場にて主流を占めるカメラ付き携帯電話市場向けに新しい2Mピクセル・カメラ・サブシステムを発表しました。VS6724は、市場にて成功した1.3メガピクセルのVS6624やVGA解像度のVS6524モジュールをはじめとする、STのカメラ・オン・チップ・ファミリの最新型です。高品質マルチエレメント・レンズと1/4インチCMOSセンサおよびオンチップ・プロセッシング機能を業界標準の小型パッケージに統合することにより、UXGA解像度(1600×1200ピクセル)の高画質画像を実現しています。

 STでは、競争の激しいカメラ付き携帯電話市場の多様なニーズに対応するために、豊富なパッケージ・オプションやメカニカル・オプションを用意しています。
 VS6724は、超薄型の8×8×4.5mmおよび高性能の8×8×5.5mm SmOP2**パッケージで提供されます。どちらもフレックス・ケーブル・マウントあるいは業界標準ソケットと互換性のある各種ソケットによる供給が可能なため、設計の際に最大限の柔軟性が得られます。このカメラは、すでに主要な携帯電話プラットフォームへの統合に成功しており、最終製品の市場開発期間を短縮します。

 このカメラは、オンチップ・ハードウェアM-JPEG(Motion-Joint Photographic Experts Group)エンコーダにより、高速イメージ・キャプチャに適し、クラス最高である毎秒30フレーム(fps)のUXGA解像度出力、あるいは十分な機能を持ったISP(イメージ・シグナル・プロセッシング)パイプラインにより、15fpsの非圧縮YUV(Luminance-Bandwidth-Chrominance)出力を生成します。また、柔軟なイメージ・スケーリング機能により低解像度ディスプレイへの出力も可能です。その他にもイメージ・パン&チルト・モードや、セピア変換、ネガ変換、モノクロ変換などの特殊効果といったさまざまな機能を搭載しています。さらに、非常に柔軟な構成が可能でI2Cインタフェースを備えた内部レジスタ・セットによって、機器の動作をフルにカスタマイズすることも可能です。

 内部同期によるITU-R BT.656-4規格に準拠したYUV(YCbCr)4:2:2ビデオ・ストリーム出力が可能なほか、外部水平/垂直同期信号による8bitパラレル・ビデオ・インタフェースにも対応しています。ビデオ出力形式は、YUV 4:2:2、RGB(444/565)、およびM-JPEGです。

 STのイメージング部門ジェネラル・マネージャであるJean-Yves Gomezは、次のようにコメントしています。「この新しいカメラ・モジュールが生み出す素晴らしい画像は、高品質のイメージャ・オン・チップCMOSテクノロジーと、大量生産によるオプティカル・パッケージ設計・製造における技術革新の成果です。STでは、設計・製造プロセスの全段階を管理することで、非常に低価格の使いやすい製品で優れた画像品質を実現することを可能にしています。これは、この市場において他に例のないことです。」

 VS6724は、業界標準に準拠した低コストな電気的インタフェースと機械設計により、主なアプリケーションであるカメラ付き携帯電話のほか、PDA、ゲーム機、ビデオ会議、セキュリティ用のカメラとしても魅力的です。スタンバイ時の消費電力が極めて低いことに加えて、さまざまな入力クロック周波数に対応したオンボードPLL(位相ロック・ループ)を搭載しています。デジタルI/Oは、1.8Vまたは2.8V電源で動作可能です。

 VS6724は、ST独自のCMOSセンサ技術に基づいており、最初は最先端設備のあるクロル工場(フランス)、その後ルッセ工場(フランス)においても製造されます。VS6724はすでにサンプル出荷を開始しており、量産開始は2007年第1四半期を予定しています。ソケットまたはフレックス・ケーブル・マウントを含まないモジュール本体の単価は、約7.80ドル(100万個購入時)から約12ドル(1万個購入時)を予定しています。


 2006年上半期の出荷数は東京商工リサーチ(TSR)社のレポート(2006年9月)、2005年の出荷数はPrismark Partners LLC社のレポートに基づきます。

**
 SmOP(Small Optical Package)の第2世代


STマイクロエレクトロニクスについて
 STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。
 2006年の売上は98.5億ドルで、純利益は7億8200万ドルでした。
 
 さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
 ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
 STグループ(英語):http://www.st.com
 

◆お客様お問い合わせ先
 〒108-6018 東京都港区港南2-15-1
 品川インターシティA棟18階
 STマイクロエレクトロニクス(株)
 Consumer&Communication本部
 Game&Imaging製品部
 TEL:03-5783-8366 FAX:03-5783-8216

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