メルシャン、「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006」マグナムボトルを数量限定で発売
「熟成」というワインならではの価値を訴求
『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006』 マグナムボトル
1000本限定新発売
メルシャン株式会社(本社:東京、社長:岡部 有治)は、『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006』マグナムボトル(1.5L)を、1000本限定で4月3日(火)より全国で新発売します。
「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香」は、ボルドー大学との共同研究「メルシャン甲州アロマプロジェクト」(以下メルシャン略)により誕生したワインです。研究により「甲州ぶどう」中にグレープフルーツなど柑橘類の香りを放つ物質(3-メルカプトヘキサノール)が含まれていることを発見し、その特徴を最大限表現した個性あるワインとして2005年春に初ヴィンテージ2004年を発売しました。
今回、3年目となる2006年ヴィンテージ発売にあたり、通常サイズ(750ml)に加えて「シャトー・メルシャン」シリーズの白ワインとしては初となるマグナムボトルサイズの『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006』を導入します。
当社は「甲州アロマプロジェクト」において「甲州ワイン」の未知なる可能性を探るため、様々な試みを進めています。昨年、同ワインの2005年ヴィンテージについて、瓶詰め後の熟成によるワインの変化を探るため、試験的に数十本をマグナムボトル(1.5L)に瓶詰めし、通常サイズのボトルとマグナムボトルでの熟成の経過をそれぞれ科学的に分析しました。
その結果、マグナムボトルで貯蔵された同ワインは、通常サイズのワインボトルで貯蔵したものに比べて、柑橘系の香りを放つ物質の量が約20%ほど多く含まれていることが分かりました。また、官能検査においてもより「香り」の要素が確認できたことに加え、通常サイズのボトルに比べて、口中でバランスの良い熟成感と落ち着いた美味しさを兼ね備えた 白ワインに変化をとげていることが分かりました。
これまでソムリエやワイン愛好家の間では、長期熟成させて楽しむ赤ワインやシャンパンなどは、通常サイズのボトルよりマグナムボトルの方がおいしいことは常識とされていますが、マグナムボトルの熟成の優位性について科学的に検証されるのは珍しいことです。
弊社では、発売後比較的早いうちに消費して楽しむイメージがあった同ワインにマグナムボトルを導入することで、料飲店やワイン専門店、ワイン愛好家に向け、「白ワインの熟成感の楽しみ」というワインならではの価値を訴求し、日本のワイン文化発展に貢献していきます。
【発売の概要】
◆商品名 『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006』マグナムボトル
◆税別希望小売価格 4,614円
◆容量・荷姿 1.5L 1ケース1本入り
◆発売日・地域 4月3日(火) 全国
◆商品サイト http://www.chateaumercian.com/
以 上
(消費者お問い合わせ先)
メルシャン株式会社 お客様相談室
TEL 03-3231-3961