ソネット・エムスリー、院内メディアを用いたDTC新サービスの提供開始
院内メディアを用いたDTC新サービスの提供開始
~患者の病院での待ち時間を有効利用、製薬企業各社の疾患啓発CMを配信~
ソネット・エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:谷村 格 URL:http://www.so-netM3.co.jp 以下:エムスリー)は、来院した患者さんに対する効率的なプロモーションを可能にする、院内メディアを用いたDTCサービスの提供を開始致します。
※DTC:処方薬の消費者向け直接広告(Direct-to-Consumer Advertising of Prescription Drugs)
これまでエムスリーは、医療とエンターテイメントを融合させた疾患啓発コンテンツ"メディ・シネマ"をYahoo!やGyaOなど大手ポータルサイトで配信するなど、DTCサービスを製薬企業に提供して参りました。今回、新たなDTC手法として、病院待合室に設置されたディスプレイを通じ、患者さん向けに製薬企業の疾患啓発CMを放映するサービスを開始します。5月~9月の4ヶ月間を限定お試し期間に設け、9月から本サービス化を予定しています。
なお、本サービスは、エムスリーの資本業務提携先であるアイチケット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉井 浩一)との共同サービスとなります。概要は以下の通りです。
院内メディアDTCサービス概要
■内 容:病院待合室に設置されたディスプレイを通じ、放送番組の合間に製薬企業からのCMを放映
■対 象:来院患者
■サービス開始日:2007/5~(4ヶ月の試用期間を予定)
■利用システム:アイチケット株式会社が開発、運営を行う「アイチケットメディア」
待合時間を活用し、注目度の高い疾患啓発・ブランド強化を可能に
本サービスは、既に450以上の施設で利用され、月間60万人以上の人が活用しているアイチケットの診療予約システムと連動させるのが特長です。院内には患者の診療順番を表示するディスプレイがあり、この一部をTVメディア化し健康関連の番組や疾患啓発CMを放映します。ディスプレイには受付番号が表示されているため常時患者さんの視線が向けられ、実質院内視聴率100%の状況を作る事が可能です。このことからも、効果的な疾患啓発、企業のブランドイメージの強化が期待できます。
ターゲット患者さんに効率的な疾患啓発が可能に
本サービスでは、診療科に相応しい疾患啓発CMを放映し、診療を待つ間にCMを目にした患者さんが、直後のまだ記憶が新しいうちに疾患について医師に直接相談する、という新しい流れを作ります。自宅で見るテレビCMの場合"病院へ行く"というアクションにまで繋げる必要がありますが、院内メディアの場合は軽減されます。
MRのディテール活動のきっかけにも
医師の元には、CMで扱われる疾患に関する患者さんからの問い合わせ増加が見込まれます。そのため、医師はMRからの情報内容により深い興味を持つことが想定され、MRのファーストコンタクトのきっかけや、継続的なディテール活動に繋がることが予想されます。
本サービスは、5月からの試験運用、9月からの本格的サービスイン後、2008年末までに1,500施設でのシステム導入を目指します。
エムスリーでは、今後も企業の情報提供を効果的に、効率的に展開するためのサービスを拡充し、製薬企業のニーズを満たしていきたいと考えます。
<会社概要>
社名:ソネット・エムスリー株式会社
所在地:東京都港区芝大門2-5-5住友不動産芝大門ビル12階
代表者:代表取締役社長 谷村 格(たにむら いたる)
URL:http://www.so-netM3.co.jp/