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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.09.Sun
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2007'07.11.Wed

富士経済グループ、「コンビニのチョコレート販売状況」調査結果を発表

コンビニPOS情報 チョコ販売ランキング

~バレンタイン用チョコレートの30%は男性購買~


 (株)富士グローバルネットワーク(東京都中央区 社長 表 良吉 03-3664-5844)は、首都圏(1都3県)のコンビニエンスストア266店舗のPOSデータを利用して、バレンタイン商戦中のコンビニエンスストアのチョコレート販売状況を調査した。
 チョコレート販売金額は、例年2月に年間の約25%、特に2月8日~2月14日の1週間だけで15~16%と集中する。そこで、バレンタイン商戦直前の2月5日(月)から2月11日(日)までの1週間の販売データを基に、コンビニエンスストアでのチョコレート販売の変化を販売数量ランキングと客層別ランキングからまとめた。


1.販売数量の推移

 2006年12月、2007年1月の対象店舗のチョコレート販売数量は、1週間当たり約5万個で推移し、月間約20万個の販売となっている。バレンタイン商戦の始まった2月第1週(2月5日~2月11日)の販売総数は53,850個(前週54,630個)と販売数量では前週比98.6%とほぼ横ばいで推移している。

2.販売数量総合ランキング

 同期間中の販売数量上位20位は、下表の通りで前週と1位、2位商品が僅差で入れ替わったが、前週上位10位までの商品がそのまま上位商品としてランクインしている。販売数量が前週比ほぼ横ばいであったことも考え合わせ、2月11日時点、バレンタインの影響は大手メーカーのチョコレート販売を中心とするコンビニ販売ではまだ現れない結果となった。

【総合ランキング】(2007年2月5日~2月11日)
 * 関連資料「オリジナルリリース」参照

3.客層別販売数量ランキング

 このPOSデータでは、レジ打ち時点での客層を以下の8区分に分類している。

 子供(  ~15歳:小・中学生程度)
 若者(16~25歳:高校・大学生・若年社会人程度)  
 成年(26~50歳:社会人・主婦程度)
 熟年(51歳~  :年配社会人・リタイヤ組程度)
 
 ×男性・女性

 このうち、主たる客層の若者および成年に注目すると、成年男性が全商品について、最低でも約37%であり、若者男性が10~17%を占めることもあわせ、チョコレートにおいても男性購買がコンビニエンスストアの販売を左右することを示している。いわば基礎票といってよい成人男性の購入数に加え、若者、女性にも人気のある商品が総合的に上位に来る結果となっている。

【客層別販売ランキングと商品別構成比】(2007年2月5日~2月11日)
 * 関連資料「オリジナルリリース」参照

 商品別にみると、「リュイ」が女性層の支持もあり1位、「ダースミルク」「白いダース」「ダースビター」のダースと「ガーナミルク」が各層に全体的な支持を受けて総合ランキング上位となっている。「スニッカーズ」は典型的な男性商品、反対に「ガルボミニ」が女性商品であることが分かる。この主要4客層合計で90%以上を占める上位商品にあって、3位の「ミルクチョコレート」は若者・成人合計で全体の約80%、その他の「子供」「熟年」の層がそれぞれ10%程度となっており、若者女性以外の幅広い年齢層が購入している定番商品である。

4.「歳時菓子」客層別販売数量ランキング

 「チョコレート」以外に、この期間、「歳時菓子」としてバレンタイン用商品が販売されている。対象は「歳時菓子」分類の上位30商品のうち関連する25商品で1週間の総販売数量は約2600個であった。
 その総合ランキングと各商品別の主要客層別構成比は以下の通りである。

【バレンタイン関連「歳時菓子」:商品別客層構成比】(2007年2月5日~2月11日)
 * 関連資料「オリジナルリリース」参照

 1位の「ビッグチロルバラエティ」(210円)、4位の「チロル ちょこっと気持ち」(105円)は成年女性比率で上位2商品となっており、義理チョコの代表商品。さらに「ちょこっと」は若者女性の構成比21%で「ビッグ」より高く、価格の安さで選択されていると考えられる。
 上位5商品中、2位の「芥川 ラブボックス」は成年・若者構成比を合計した男性比率がほぼ50%と男性購買が半分を占めている。さらに「ちょこっと」を除けば成年・若者男性合計でいずれも構成比で30%以上となっている。バレンタイン用チョコレートでも、データ上は3分の1は男性が買うという結果になった。


【 集計方法の概要 】
 ●原POSデータは、高度情報サービス(株)(東京都新宿区 代表取締役 村上 豊道03-5287-7261)の「Pos Bank(ポスバンク)」データで、コンビニエンスストア83カテゴリーの週次および月次販売データである。このうちカテゴリー上位30位までの商品名、JANコード、販売数量シェア、客層別数量シェア(年齢層×性別の8区分別)、時間帯別数量シェア(8区分)、商品カテゴリーの総販売数量データを調査レポートデータサービス「FK-Mards」で月次および週次POSデータとして提供中。今回はその「チョコレート」「歳時菓子」の販売数量、客層別販売構成比からランキング、販売数量、伸び率を算出した。

【 企業情報 】
○(株)富士グローバルネットワーク
 富士経済グループのデータベース事業、Web関連事業を担当。市場調査レポートデータサービス「FK-Mards」(1996年~)、およびエンプラネット(2003年~)、マーケティング情報パック(2005年11月~)等Webによる情報提供、データ加工・編集・Web制作を主業務とする。

○高度情報サービス(株)
 コンビニエンスストアPOSデータ集計・管理業務から、同データを活用したコンサルティング業務を展開。「Pos Bank」事業を2006年11月より本格的に開始。流通業に特化したコンサルティング業務で、量販店、コンビニエンスストア、生協、外食企業が主要顧客。


この情報はホームページでもご覧いただけます。>>URL:http://www.group.fuji-keizai.co.jp/

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