日本BEA、アプリケーション統合ソリューション「WebLogic Integration」を発表
日本BEA、アプリケーション統合ソリューション
BEA WebLogic Integration 9.2Jを発表
~システムを連携し、SOAベースのエンタープライズ統合の実現を支援~
日本BEAシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:廣川 裕司、以下日本BEA)は、アプリケーション、プロセス、およびビジネスユーザを有機的に連携する統合ソリューション製品の新バージョン「BEA WebLogic Integration(TM)9.2J」(以下WebLogic Integration)の出荷を2007年2月22日から開始すること発表しました。この新バージョンでは、ユーザ企業が即座に実現しなければならないシステム連携ニーズを満たすための基盤を提供することに加え、SOA(サービス指向アーキテクチャ)をベースとした将来のエンタープライズ統合に向けて、サービス(Webサービスおよびレガシーサービスなど)の構築、拡張を支援します。今回のWebLogic Integration 9.2Jの出荷にともない、既に出荷されているBEA WebLogic Server(R) 9.2J、およびBEA WebLogic Portal(R) 9.2Jと組み合わせたスィート製品、BEA WebLogic Platform(TM) 9.2Jも同時に出荷されます。
企業システムにスピードと柔軟性が求められる昨今、競争力強化のためには、レガシーアプリケーションおよびパッケージアプリケーションに保持されている情報やビジネス機能を企業組織全体で利用できるように整備し、新規サービスとしてタイムリーに投入する必要があります。そのためのアプローチとしては、短期的に効果を確認できる従来型アプリケーション統合と、将来を見据えた戦略的なSOA構築の2つが考えられますが、どちらか片方のみを選択して他方を犠牲にすることは許されなくなっています。WebLogic Integrationにより、きめ細かい制御が必要な複雑で高性能なプロセスによるアプリケーション統合を実現しながら、同時にSOA環境をベースとしたエンタープライズ統合に向けて、レガシーアプリケーションやパッケージアプリケーションのサービス化を進めることが可能になります。
WebLogic Integration 9.2Jでは、次のようないくつかの機能面および性能面の強化が図られています。
■ビジュアルプロセス設計
Eclipseベースの開発環境は、統合コンポーネントとアプリケーションロジックの作成、テスト、デプロイを簡略化し、統合プロジェクト完了までの時間を大幅に短縮
■オープンソースやJava標準に準拠
-Apache Beehiveプロジェクトに準拠した各種コントロール
-JSR-175 Javaアノテーションに基づいた、標準ベースのコード生成
■ユーザインタラクション
複雑なプロセスシナリオをドラッグアンドドロップで設定することで、プロセスおよびそのプロパティをリアルタイムに構築、表示、変更が可能。また人間が介在するプロセスでは、Webインタフェースのワークリスト機能を使ってタスクの割り当てやステータスの追跡を実現
■プロセス統合
統合プロセスを迅速に設計、自動化し、エンドツーエンドで監視できる環境を提供
■エンタープライズリソースアクセス
企業の内外のリソースへの安全かつ迅速なアクセスを提供することで、組織の対応能力を向上
■統合基盤
アプリケーションとデータソースを統合してサービス化し、統合にかかる所要時間を大幅に短縮してビジネスの適応性を向上
WebLogic Integrationは単体でアプリケーション統合機能を提供しますが、さらにBEA AquaLogic(TM) Data Services PlatformやBEA AquaLogic(TM) Service Busと併用することで、SOA環境に対するトータルなエンタープライズ統合ソリューションが実現します。
<無料評価版ダウンロード>
BEA WebLogic Integration 9.2J、およびBEA WebLogic Platform 9.2Jの無料評価版は、以下URLよりダウンロードできます。http://www.beasys.co.jp/evaluation/をご覧ください。
<推奨価格>
日本BEAの推奨リテール価格表に基づくWebLogic Integration 9.2Jの価格は、1CPUあたり1,170万円(税抜き)です。また、WebLogic Platform 9.2Jの価格は、1CPUあたり1,566万円(税抜き)です。詳細は各パートナ企業またはsales.jp@bea.comまでお問い合わせください。
以 上
日本BEAシステムズ株式会社について
日本BEAシステムズは、BEA Systems, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、Nasdaqシンボル:BEAS)の日本法人です。BEAは、エンタープライズ・インフラストラクチャ・ソフトウェアの世界的なリーダです。BEAのSOA 360oプラットフォームは、コスト構造の改善と新たな収益源の拡大を目的とした、ビジネスの変革と最適化のための業界で最も統合されたSOAプラットフォームです。BEAがどのように顧客企業におけるBusiness LiquidITy(TM)の実現を可能にしているかについてはhttp://www.beasys.co.jpをご覧ください。
Copyright(c)2007 BEA Systems,Inc.All rights reserved. BEA, Built on BEA,Jolt, Joltbeans, Steelthread, Top End, Tuxedo,BEA WebLogic Server,BEAJRockit,BEA Liquid Data for WebLogic,および、WebLogicは、BEA Systems,Incの登録商標です。BEA AquaLogic,BEA AquaLogic Data Services Platform,BEAAquaLogic Enterprise Security,BEA AquaLogic Service Bus,BEA dev2dev Subscriptions,BEA eLink,BEA MessageQ,BEA WebLogic Communications Platform,BEA WebLogic Enterprise,BEA WebLogic Enterprise Platform, BEA WebLogic Enterprise Security,BEA WebLogic Express,BEA WebLogic Integration,BEA WebLogic Java Adapter for Mainframe,BEA WebLogic JDriver,BEA WebLogic Log Central,BEA WebLogic Network Gatekeeper,BEA WebLogic Platform,および、BEA WebLogic Portal,BEA WebLogic SIP Server,BEA WebLogic WorkGroup Edition,and BEA WebLogic Workshopは、BEA Systems,Incの商標です。BEA Mission Critical Supportは、BEA Systems,Inc.のサービス登録商標です。製品名はそれぞれ関係する企業の商標または登録商標の可能性があります。