池上通信機、日本中央競馬会から映像伝送センターシステムを受注
日本中央競馬会様から映像伝送センターシステムを受注
池上通信機株式会社(本社東京/代表取締役社長松原正樹)は、日本中央競馬会様から、公開入札の結果を受け、映像伝送センターシステムの設備更新のご発注を頂き、このたび来期(平成20年3月期)設備分として、36億円の契約を締結致しました。再来期設備分と併せ、受注総額は43億5千万円となります。
今回設備する映像伝送システムは、日本中央競馬会様の関東・関西映像センターと、10箇所の競馬場、38箇所のウインズ(場外馬券売場)等のネットワーク化された全国52箇所に、レース実況、パドック等の動画映像や馬体重、オッズ、払戻金等の情報(静止画画像)を伝送し、競馬ファンに多彩な情報サービスを提供する大規模なシステムの更新になります。
池上通信機は、日本中央競馬会様が映像伝送システムを構築した昭和59年以来、同システムの更新時に対応して参りましたが、今回の更新におきましては映像のハイビジョン化をベースに送出サーバー、ノンリニア編集システムなど最新のデジタル設備をシステム化するとともに、既設システムの運用スタイルを活かしながらも放送のデジタル化で培ってきた最新技術を採り入れ、より効率的な競馬番組制作環境を整えるなど、ハードウェア、ソフトウェアを最適な形で連携させ、運用性と信頼性に優れた最新の映像伝送センターシステムを構築して参ります。
なお、本システムの稼動は、平成20年6月からの予定です。