三菱化学、「自動車関連事業推進センター」を設置
自動車関連事業推進センターの設置について
三菱化学株式会社(本社:東京都港区 社長:冨澤 龍一)は、本年4月1日付でグループの自動車関連事業のサポートを行う「自動車関連事業推進センター」を設置することを決定いたしました。
次世代の自動車分野では、安全・環境・快適のバランスの実現が求められており、樹脂や電池など幅広い分野で技術基盤を持つ化学産業の役割がますます大きくなっていくことが予想されます。当社グループでも、自動車関連分野の国内売上高が、2005年度で約1,100億円となり、重点事業分野の一つとして今後の成長が大いに期待されています。当社グループが、この分野で成果を実現するためには、グループ総合力を生かしてお客様のニーズにお応えすることが重要と考えています。
今般、当社は、グループの自動車分野における総合力を発揮し、参加事業ユニットの事業(*)を強力にサポート・推進するための窓口として、自動車関連事業推進センターを設置いたします。同センターは、マーケティング部と開発部からなり、マーケティング部は、複数の事業にわたるテーマや新素材に関するお客様のニーズを取り扱う総合窓口の機能を、開発部は、マーケティング部の情報をベースに複合素材や新素材・モジュールなどの次世代テーマに関しての共同開発を推進していきます。
今回の自動車関連事業推進センター以外にも、広くお客様に当社グループの技術を紹介・理解していただくためのポータルとして、本社にケミストリープラザを1月にオープン、また、お客様と具体的な共同開発を行うためのカスタマーラボを3月に四日市事業所にオープンします。
当社グループは、「お客様を世界一にする」という考え方のもと、これらの機能をフルに活用し、さまざまな角度からお客様との対話を行い、それぞれが密に連携をとりながら、グループの知恵と感性と経験を結集してお客様のニーズにお応えしたいと考えています。
以上
*参加事業ユニットの一覧は別紙ご参照