コクヨS&T、タイで金型の製作・受注事業を開始
~自社商品の樹脂成形技術を応用~
タイ工場にて金型製作・受注事業を開始
コクヨグループのコクヨS&T株式会社(本社:大阪市 社長:森川卓也)は、海外製造拠点であるコクヨIK-タイランドにおいて、金型の製作・受注事業を2007年3月1日より開始しました。
コクヨIK-タイランドでは、1998年より自社の主力ファイル製品の生産のため、シート状のプラスティック押し出し成形事業を行ってきました。また、2006年9月より、現在の注力製品であるテープのり「ドットライナー」の生産を開始し、それに伴って自社では初となるインジェクション成形※にも着手しました。
今回、コクヨIK-タイランドは、インジェクション成形の競争力を更につけるため、コクヨグループの製品について金型の製作を開始し、ノウハウの蓄積をはかります。また今後は、タイ現地企業及び日系企業からの金型受注にも取り組んでいきます。
※インジェクション成形・・・加熱し、溶解したプラスティックを金型内部へ射出し、金型で冷却・固化して成形する方法
○事業開始予定: 2007年3月1日
○売上目標(2007年度):3億円
<コクヨIK-タイランドの概要>
(1)商号 英名:KOKUYO-IK(THAILAND) CO., LTD./日本名:コクヨIK-(タイランド)
(2)設立 1996年12月
(3)所在地 529 Moo 4 Bangpoo Industrial Estate Soi 8C,T.Praksa,A.Muang,Samutprakarn 10280,Thailand
(4)資本金 1億バーツ
(5)役員 代表取締役社長 玉置哲朗
(6)出資比率 コクヨS&T株式会社 60%
稲畑産業株式会社 40%
(7)事業内容 事務用品(事務用文具・紙製品類)の製造、輸出入に関する業務