デル、2008年度(2007年2月~2008年1月)の事業戦略を発表
デル、新年度の事業戦略を発表
お客様への提案力を強化し、顧客満足度の最大化に注力
デル株式会社(本社:川崎市幸区、代表取締役社長:ジム・メリット)は、本日、同社の2008年度(2007年2月~2008年1月)の事業戦略を発表しました。
デルの新年度の事業戦略は、デル社がグローバルで推進している新しい戦略「Dell 2.0」に基づくものです。「Dell 2.0」は、創業以来デルのあらゆる事業活動の根幹となっているダイレクト・モデルを次の段階に飛躍させ、業界標準技術を基盤にした価格競争力のある製品の販売に加えて、法人、個人を問わずお客様の期待を超えるソリューションやサービスの提案を強化し、お客様の満足度を最大化することを目指したものです。
「Dell 2.0」の主なコンセプトは以下の通りです。
・お客様から信頼されるパートナーとなるべく、お客様とのダイレクトな関係によるメリットを最大限に活用する。
・お客様との関係強化と製品ライフサイクルを通じた価値を提供。
・価格競争力に加えて、製品、ソリューション、サービスの付加価値をさらに高め、顧客満足度の最大化に注力。
・多様化するお客様のニーズに対し、カスタマイズしたソリューションを提供。
デルでは、この「Dell 2.0」のコンセプトに基づき、今年度注力する事業分野として、エンタープライズ、サービス、ソフトウェアおよび周辺機器(S&P)、コンシューマの各事業で新たな取り組みを実施し、さらなるビジネス成長を図ります。
<エンタープライズ(サーバ/ストレージ製品)分野>
・戦略パートナーとの提携強化
・エンタープライズ、サービス分野の対応範囲を拡大するための新たなパートナー戦略の推進
・体制強化とテクニカルサポートへの継続的な投資
<サービス分野>
・継続的な投資とビジネス強化
・各種新サービスの提供
・サポートの体制増強、戦略的パートナーの拡充
・中小企業向けサービスなど保守サービス内容の再構築
<ソフトウェアおよび周辺機器分野>
・製品ラインナップの拡充
・製品単体だけでなく、デル製品/他社製品と組み合わせた“ソリューション”の提供
・製品のライフサイクルを通じてお客様に最適な製品をタイムリーに提案
・パートナーの拡充
<コンシューマ分野>
・パソコン中級者をターゲットにした施策の実施
・新製品の開発・投入
・グローバル・コンシューマ部門の新設
デルでは、これら戦略的事業分野での取り組みを積極的に推進するほか、営業・サービス部門の体制強化や社員の能力、キャリア開発への支援を強化するとともに、日本における社会貢献活動を積極的に展開し、お客様と社会から信頼されるパートナーになるべく、各種取り組みを推進していきます。