愛知製鋼、ステンレス鉄筋コンクリートバー「サスコン」の新商品を発売
ステンレス鉄筋コンクリートバー『サスコン』に新たなラインナップ
~サスティナブル社会の構築に貢献するステンレス鉄筋コンクリートバーの商品力アップ~
愛知製鋼株式会社(本社:愛知県東海市、社長:森田章義)は、ステンレス鉄筋コンクリートバー『サスコン(SUSCON)』に「クロム系ステンレス鉄筋SUS410」を新たにラインナップする。
新商品は、コンクリート構造物の長寿命化、メンテナンスフリー化といった社会ニーズに応え、サスティナブル社会の構築に貢献する。
従来の普通鉄筋は、アルカリ性のコンクリート中で十分な耐久性を示すものの、塩害や中性化といった問題で、その耐久性が脅かされている。これに対処するため、エポキシ樹脂を塗装した鉄筋や亜鉛めっきを施した鉄筋が普及しつつあるが、いわゆる表面処理であり、現場施工時に傷をつけないための配慮や傷をつけた場合の補修が必要となる。これに比較して、ステンレス鉄筋は、素材として優れた耐久性を有しているため、普通鉄筋と同じような加工、管理、施工が可能となる。
当社は、2002年にステンレス鋼の優れた耐食性を活かし、ニッケル系ステンレス鉄筋を商品化した。これまでに、非磁性用途では普及しつつあるものの、一般の土木建築用途に広く普及するまでには至っていない。
本年3月から、新商品の本格的な製造・販売を開始する。今後、国内トップシェアを誇るステンレス形鋼とともに、建設会社、建設コンサルタント会社へPR活動を展開し、販売促進を図る。
新商品に関する詳細は、以下のとおりである。
記
1.商品名:
ステンレス鉄筋コンクリートバー『サスコン』
クロム系ステンレス鉄筋SUS410
2.特 長:
(1)コンクリート中で優れた耐久性を有する
(2)3種類の強度区分<普通鉄筋のJIS規格(鉄筋コンクリート用棒鋼)のSD295,SD345,SD390相当)>に対応できる
(3)ニッケル系ステンレス鉄筋に比べてコストパフォーマンスに優れる
3.用 途:
コンクリート構造物全般(特に降雪地域、臨海地域)、アンカー、インサート など
4.寸 法:
D10~D38,10サイズ
5.鋼 種:
SUS410
6.生産工場:
愛知製鋼株式会社知多工場(愛知県東海市)および刈谷工場(愛知県刈谷市)
7.販売開始:
2007年3月~
8.販売目標:
年間約10億円
9.営業問合窓口:
愛知製鋼株式会社 東京支店 Tel.03-3211-2254,大阪支店 Tel.06-6252-7373
以上
※添付資料あり。