三菱ウェルファーマ、「ウルソ錠」の「C型慢性肝疾患における肝機能の改善」で追加承認取得
肝・胆・消化機能改善剤『ウルソ(R)錠50mg・100mg』
「C型慢性肝疾患における肝機能の改善」の追加承認取得のお知らせ
三菱ウェルファーマ株式会社(本社:大阪市中央区、社長:小峰 健嗣)は、平成19年3月2日付で、肝・胆・消化機能改善剤『ウルソ(R)錠50mg・100mg』の効能・効果及び用法・用量において、「C型慢性肝疾患における肝機能の改善」の追加承認を取得しましたのでお知らせいたします。
本剤は、1957年の発売以来、肝臓や胆のう等の消化器疾患に対して臨床で広く使用されてまいりました。1990年代にはC型慢性肝炎に対する臨床報告が国内外を問わず数多く発表されるようになり、本剤の有用性が認識されるようになりました。その後、1990年代後半には、多くの専門医より効能追加が強く要望されるようになったことから、当社はC型慢性肝炎を対象とする臨床試験を実施し、このほど追加承認を取得しました。
C型慢性肝疾患の治療では、抗ウイルス剤の開発によりウイルスの排除が可能になりました。しかしながら、抗ウイルス剤が効果不十分な場合や副作用等により使用が困難な場合には、本剤をはじめとする肝庇護剤を使用することにより、肝臓の炎症を軽減し、症状の進展を抑制することが期待できます。
当社は、今回の追加承認取得により、C型慢性肝疾患の治療により一層貢献できるよう努めてまいります。
<製品概要>
1) 製品名
ウルソ(R)錠50mg・100mg
2) 一般名
ウルソデオキシコール酸
3) 効能・効果、用法・用量
※ 関連資料 参照
4) 薬価基準
ウルソ(R)錠50mg1錠 9.00円
ウルソ(R)錠100mg1錠 14.30円
5) 製造販売元
三菱ウェルファーマ株式会社