シャープ、青紫色高出力半導体レーザ「GH04P21A2G」の量産を開始
次世代DVDの2層ディスクに6倍速で高速記録
業界最高※1の出力※2210mWを実現した
青紫色高出力半導体レーザの量産を開始
シャープは、次世代DVDのブルーレイディスク(BD)やHD DVDの2層ディスクに6倍速の高速記録ができる、業界最高の出力210mWを実現した青紫色高出力半導体レーザ<GH04P21A2G>を、5月より量産いたします。
地上デジタル放送の全国的な普及に伴い、フルハイビジョン対応の液晶テレビやハイビジョンレコーダーの需要が急拡大しており、高精細なハイビジョン映像が身近なものになりつつあります。そして、このハイビジョンの高画質映像を録画し、ディスクに保管したい、持ち出したいというニーズが急速に高まっています。
本年は次世代DVDが記録できるレコーダーやパソコン市場が本格的に立ち上がることから、そのキーデバイスである青紫色半導体レーザの需要拡大が見込まれています。
また今後は、より一層の書き込みスピードの高速化による、記録時間の短縮化も求められています。
当社は1982年に業界で初めてCD用赤外半導体レーザを量産化して以来、常に技術面、生産面で業界をリードしてまいりました。
当製品は、赤外・赤色・青紫色低出力レーザで培った結晶成長技術を駆使し、独自の端面※3構造のレーザチップを開発、次世代DVDの高速記録に貢献する210mWの高出力に加え、業界最高水準の10,000時間※4の長寿命設計も実現しました。
品名 青紫色高出力半導体レーザ
形名 GH04P21A2G
パッケージ φ5.6 CANパッケージ
サンプル価格(税込み) 50,000円
サンプル出荷 2007年4月2日
量産開始 2007年5月
生産能力 250,000台/月※5
■ 主な特長
1.次世代DVDの2層ディスクに、6倍速の高速記録ができる業界最高の出力210mWを実現
2.業界最高水準の10,000時間の長寿命設計(高信頼性を実現)
※1 2007年3月14日現在。シャープ調べ。
※2 パルス駆動において。
※3 レーザチップの光が出力する面。
※4 75℃、パルス210mWにおいて。
※5 本製品以外の青紫色半導体レーザも含む。
詳細はこちら→http://www.sharp.co.jp/corporate/news/070314-a-2.html
※詳細は添付資料を参照
【お問い合わせ先】
お客様:電子部品事業本部 化合物半導体システム事業部 企画部 (0848) 85-0634