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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.04.Tue
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2007'08.14.Tue

中部電力、音の発生方向を特定し視覚的に表示する「リアルタイム音カメラ」を開発

「リアルタイム音カメラ」の開発について
~リアルタイムで音を見る!音カメラ(音源探査装置)のリアルタイムシステムを開発~


 中部電力株式会社(取締役社長 三田敏雄,本社:愛知県名古屋市東区東新町1番地),株式会社熊谷組(取締役社長 大田弘,本社:東京都新宿区津久戸町2番地1号),信州大学(学長 小宮山淳,住所:長野県松本市旭3丁目1番地1号)工学部山下恭弘教授は,共同で,音の発生方向を特定し,視覚的に表示する装置(音カメラ)のリアルタイム化に成功いたしましたのでお知らせいたします。


1.本装置の概要
 今回開発した装置は,音をリアルタイムで映像化するもので,モニタ上に映し出された物体が音を発生した場合,即座にその音の情報を重ねて表示することができます。これにより音の発生方向・大きさ・周波数といった情報をその場で確認することができます。

 従来の音カメラは,測定してから画面上に音の情報を表示するまで,数秒から数分の時間が必要でした。そのため,現場では,時間的制約からデータ収録および音源の確認を行い,一旦持ち帰ってから机上で音の発生状況を分析していました。よって,現場で音の発生状況を確認しながら測定することが難しいという課題がありました。


2.本装置の特徴
 本装置には,以下のような特徴があります。

(1)音カメラの測定結果をリアルタイムで確認できるため,突発的な発生音もその場で確認することが可能です。また,時間と共に変化する音の状況を明確に確認できます。

(2)本格的なリアルタイム化を可能にした「標準タイプ」と,持ち運びを考慮し,軽量コンパクト化した「簡易タイプ」の二種類を用意し,測定時の状況に合わせて利用することができます。


 本装置の利用により,発電所や変電所の突発的な発生音や時間的変化の伴う音等の情報を容易に,また即座に確認することができ,騒音調査等で作業効率や信頼性が向上します。また,「簡易タイプ」を用いれば,音の発生状況を確認しながら移動できるため,複数の音源を効率よく探し出すことが可能になります。その他,設備機器等の発する音の常時監視などに応用可能です。
 今後,本装置を幅広く活用し,より良い音環境づくりに取り組んでまいります。


以 上


*以下、詳細は添付資料をご参照ください。

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