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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.04.Tue
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2007'08.14.Tue

J.D.パワー、「2007年日本デジタルカメラ顧客満足度調査」結果を発表

J.D.パワー初のデジタルカメラ満足度調査、
コンパクトではカシオEXILIM とリコーGR DIGITAL が各部門の第1位
一眼レフではニコンが第1位

2007年日本デジタルカメラ顧客満足度調査


 CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D.パワーアジア・パシフィック(本社:東京都港区、代表取締役社長:蓮見南海男、略称:J.D.パワー)は、2007年日本デジタルカメラ顧客満足度調査の結果を発表した。

 J.D.パワーが日本において初めて実施する当調査は、コンパクト・デジタルカメラ500万画素以上~700万画素未満部門、コンパクト・デジタルカメラ700万画素以上部門ならびにデジタル一眼レフカメラ部門の3部門で、デジタルカメラを実際に使用している人の満足度評価を測定するものである。

 2006年1月から2007年1月の間にデジタルカメラを購入した18歳以上の男女を対象に、2006年12月から2007年1月にかけてインターネット調査を実施し、総計10,277人から回答を得た。

 「機能・性能」、「画質」、「デザイン」、「操作性」、「外部機器との接続性」の5つのファクターにおける複数の詳細項目に関する顧客の評価をもとに、総合的な顧客満足度スコアを算出している。


◆取扱説明書のわかりやすさが顧客満足を左右する◆

 コンパクト・デジタルカメラの2部門では製品シリーズ別に、またデジタル一眼レフカメラ部門ではメーカー別に評価をまとめた。その結果、総合満足度ランキングは以下の通りとなった。

<コンパクト・デジタルカメラ500万画素以上~700万画素未満部門>
 ランキング対象となった製品シリーズ中、カシオEXILIM が第1位となった。総合満足度スコアは1,000ポイント満点中662ポイントだった。ファクター別の評価では「機能・性能」と「デザイン」において当部門で最も高い評価を得ている。第2位はキヤノンIXY DIGITAL(659ポイント)で、「画質」、「操作性」、「外部機器との接続性」において当部門で最も高い評価を得た。第3位はソニーCyber-shot(642 ポイント)だった。

<コンパクト・デジタルカメラ700万画素以上部門>
 ランキング対象となった製品シリーズ中、リコーGR DIGITALが708ポイントで第1位となった。「画質」、「デザイン」、「操作性」において当部門で最も高い評価を得た。第2位はソニーCyber-shot(692ポイント)で、「機能・性能」と「外部機器との接続性」において部門トップの評価を得た。第3位にはカシオEXILIM(667ポイント)が入った。

<デジタル一眼レフカメラ部門>
 ランキング対象となったメーカー中、ニコンが698ポイントで第1位となった。5つのファクターのうち「機能・性能」、「画質」、「操作性」、「外部機器との接続性」の4つにおいて当部門で最も高い評価を得ている。第2位はペンタックス(683ポイント)で、「デザイン」で部門トップの評価を得た。

 当調査では5つのファクターそれぞれの総合満足度に対する影響度を算出・分析している。その結果、コンパクト・デジタルカメラとデジタル一眼レフカメラのいずれにおいても、5つのファクターのうち「機能・性能」に対する評価が総合満足度に最も大きな影響を与えていることがわかった。しかし「機能・性能」に対する実際の満足度評価は、影響度が次に高い「画質」や「デザイン」に比べて低かった。

 また当調査では、各ファクターの詳細項目のファクター評価に対する影響度も算出しているが、「機能・性能」では、製品取扱説明書のわかりやすさが当ファクターの満足度に対して大きな影響を持つことがわかった。しかし、この項目に対する顧客の満足度評価は「機能・性能」の他のほとんどの項目に比べて低かった。顧客の総合的な満足度を向上させるためには「機能・性能」面の改善が必要で、そのためにはユーザーの立場に立ったわかりやすい取扱説明書を提供することがカギとなるだろう。


◆メーカー間の画素数競争、コンパクトでは700万~800万が終着点と予測◆

 コンパクト・デジタルカメラ、デジタル一眼レフカメラ共に、600万画素~700万画素未満のカメラでは600万画素未満のカメラに比べて総合満足度が大幅に高くなることがわかった。このことから、600万画素が満足度における分岐点であることがうかがえる。

 しかし、コンパクト・デジタルカメラの場合は、700万画素を超えて画素数が増えても総合満足度の上昇は比較的小さく、画素数の高さと顧客満足の高さの関連性はそれ程大きくないことがわかった。これにより、コンパクト・デジタルカメラのメーカー間の画素数競争は700万~800万画素程度が終着点になるものと推測できる。

 一方、デジタル一眼レフカメラの場合は、900万画素以上になると総合満足度がなお一層の高まりを見せる。また「画質」に対する満足度でも同様の傾向が見られた。デジタル一眼レフでは、画素数の向上が顧客満足度向上に強く結びつくことがわかった。


<株式会社J.D.パワーアジア・パシフィックについて>
 当社は米国J.D.パワー・アンド・アソシエイツの日本を含むアジア地域でのビジネスの拠点として1990年に設立された。自動車業界を始めコンピューター、通信関連、OA機器、サービス産業、金融など様々な業界において顧客満足に関する調査やコンサルティングを実施している。ISO9001およびプライバシーマーク取得。会社概要や提供サービスなどの詳細は当社ウェブサイト www.jdpower.co.jp まで。

<J.D.パワー・アンド・アソシエイツについて>
 ザ・マグロウヒル・カンパニーズの一部門であるJ.D.パワー・アンド・アソシエイツ(本社:米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ)は、マーケティング・リサーチ、生産・販売予測、コンサルティング、教育・トレーニングおよび顧客満足度調査を実施している国際的な情報サービス企業である。数百万人の消費者からの回答をもとに品質や顧客満足度に関する調査を毎年行なっている。ISO9001取得。

<ザ・マグロウヒル・カンパニーズについて>
 1888年に設立されたザ・マグロウヒル・カンパニーズ(NYSE: MHP)は、スタンダード&プアーズ、マグロウヒル・エデュケーション、ビジネスウィーク、J.D.パワー・アンド・アソシエイツなどを通じて金融サービス、教育、ビジネスに関する情報を提供している国際的な情報サービス企業である。世界40カ国に280カ所以上の拠点を有し、2006年の売上高は63億ドルにのぼる。詳細はウェブサイト www.mcgraw-hill.com まで。

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