住友商事、神奈川県藤沢市の「JR辻堂駅前」で大規模商業施設を開発
住友商事がJR辻堂駅前(藤沢)で大規模商業施設を開発
~湘南C-X複合都市機能ゾーン(A-1街区)について~
住友商事株式会社(本社:東京都中央区、社長 岡素之)は、神奈川県藤沢市、JR辻堂駅周辺地区都市再生事業である湘南C-X(シークロス)の複合都市機能ゾーン(A-1街区)において、商業施設開発を行うことといたしましたので、お知らせ致します。
湘南C-Xは、関東特殊製鋼の工場跡地における大規模複合都市整備事業であり、約25haの広大な土地の開発です。住友商事は当該事業用地の中のA-1街区を開発する予定です。A-1街区はJR辻堂駅北口駅前広場に面した約6haの規模を有する敷地であり、魅力溢れる街へと変貌する辻堂駅北口の中核となるプロジェクトです。
湘南エリアの新しい生活価値を湘南ライフとして提案する次世代型まちづくり商業開発「湘南ライフコア~豊かで落着いた上質な日常~」を開発コンセプトとし、郊外の快適性と都市の利便性を併せもった新しい都市型複合開発を目指した計画です。延べ床面積約200,000m2(地上4階、地下1階)、店舗面積約80,000m2、総店舗数約200店の地域最大級の規模を予定しており、当社の商業開発案件としても過去最大規模となります。また、施設環境としては、湘南エリアのランドマークとなるデッキテラス状の緑豊かな賑わい空間「湘南の丘」を創出し、湘南の空・海・風を感じ、人々が集い交流する拠点空間を提供してまいります。
導入を予定している業種業態の構成は、多様化・高度化する生活者ニーズに対応すべく、複数の大型店と専門店を集積した「都市型多核モール」の形態を予定しています。屋内・屋外の広場やデッキテラス、モールが折り重なる「湘南の丘」に、湘南エリアのこれからのライフスタイルを提案する多様な機能を複合的に展開します。核施設には、駅前立地を活かした都市型ファッション大型店、大型食品スーパー、家電、インテリア等の複数の大型店に加え、地域最大規模のシネマコンプレックスの導入を予定しています。
また、湘南独自のライフスタイルを提案する地域の専門店の導入や、駅前施設として都市サービス機能を積極的に導入し、地域のニーズに応えた、まちづくり型開発を進めてまいります。
さらに、拡張スペースを確保し、街の成熟と需要に合わせた段階開発を計画しております。
事業運営の推進主体として住友商事と100%出資の運営管理会社である住商アーバン開発株式会社(本社:東京都中央区、社長、谷本良平)が計画段階から一体となり、継続的に住友商事グループが事業運営する体制を構築します。
なお、2008年度内の着工、2009年度内の竣工・開業を目指しております。
住友商事グループは、1976年より商業施設事業に参画し、立地環境に応じて都市型複合施設、都市リゾート型施設、地域密着の駅前立地型施設など、地域特性に合わせた多様な商業施設を開発してきました。現在では、東京、大阪、仙台を中心に全国で15施設を運営しております。 本計画においても、辻堂駅前を核とした市街地全体が活性化することを目指し、地域との連携を基軸とした開発・運営を進めてまいります。